テーム・タイニオ(Teemu TAINIO)
フルネーム テーム・タイニオ
国籍 フィンランド
出身地 トルニオ
生年月日 1979・11・27
身長 175cm
体重 69kg
利き足
ポジション MF(CMF)
FK PK  
キャプテン経験  
代表デビュー 1998・2・5
キプロス戦
代表背番号 8 10
W杯メンバー  
ニックネーム  
個人タイトル  
チームタイトル 97,14フィンランドカップ
02/03,04/05フランスカップ
07/08イングランドリーグ・カップ
13,14フィンランドリーグ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
96 FCハカ 20
97 FCハカ
97/98 オセール(フランス)
98/99 オセール(フランス) 25 13
99/00 オセール(フランス) 19 25
00/01 オセール(フランス) 10 10
01/02 オセール(フランス) 10 28
02/03 オセール(フランス) 10 25
03/04 オセール(フランス) 10 22
04/05 オセール(フランス) 10 26
05/06 トッテナム(イングランド) 6 24
06/07 トッテナム(イングランド) 6 21
07/08 トッテナム(イングランド) 6 16
08/09 サンダーランド(イングランド) 4 21
09/10 バーミンガム(イングランド) 28
10/11 アヤックス(オランダ) 19
11 ニューヨーク・レッドブルズ(アメリカ) 2 28
12 ニューヨーク・レッドブルズ(アメリカ) 2 14
13 HJKヘルシンキ 10 20
14 HJKヘルシンキ 10 16
MFとして中央とサイドで機能する戦術眼とドリブルやパスセンスに優れたテクニシャンですが、守備力も高いフィンランド代表。内向的な性格に反してピッチでは闘争心にあふれ、主将リトマネンの後継者と目され、彼の欠場時は背番号10を着けることもあります。

当時3部リーグに所属していた地元クラブTP47でサッカーを始め、14歳にしてトップチーム昇格を果たしました。96シーズンにFCハカでプロデビューすると、名将ギー・ルーに見出され、97/98シーズンよりフランスのオセールでプレーします。
ここではリーグ優勝こそありませんでしたが、国内カップのタイトルを2回獲得しました。01/02シーズンはセネガル代表MFファディガと攻撃を組み立て、エースFWシセにアシストを供給してリーグ3位に貢献。翌シーズンはチャンピオンズ・リーグにも7試合、UEFA杯にも4試合1得点の成績を残しました。03/04シーズンもUEFA杯で7試合1得点と存在感を見せますが、負傷による戦線離脱が多く、コンスタントにピッチに立てませんでした。
2005年にオセールとの契約が満了になり、幼少期からファンだったトッテナムへ移籍して8月13日ポーツマス戦でプレミアデビューします。そしてすぐにフィットし、中盤のさまざまなポジションでプレーして監督からの信頼を得てレギュラーとなり、12月31日のニューカッスル戦でプレミア初ゴールをマークしました。最終節のウェストハム戦の前に食中毒になったにもかかわらず出場しましたが敗れ、惜しくもチャンピオンズ・リーグ出場権を逃しました。
08/09シーズンにサンダーランドへ移籍し、2年目にバーミンガムに貸し出されますが活躍できず、1年でアヤックスへ移籍します。しかしここでもわずか2試合の出場に終わりました。
11シーズンにMLSに参戦、3月19日シアトル戦にて決勝点を演出する上々のデビューを果たし、FWアンリやDFマルケスと共に中心的存在となります。2年目を最後に退団して母国ヘルシンキに入り、フォーセルやヴァイリネンと共にチームへ経験をもたらしました。
14シーズンに国内2冠で有終の美を飾っています。

U−21代表召集後、1998年2月5日キプロス戦で代表デビュー。2002年W杯予選3試合1得点、2004年欧州選手権予選4試合、2006年W杯予選8試合1得点、2008年欧州選手権予選8試合、2010年W杯予選5試合の成績を残しますが、いずれも出場権を逸しました。久々に復帰した2014年W杯予選も5試合戦いますが、スペインとフランスの2強に阻まれました。
代表記録 62試合6得点

2007年3月5日:新規アップ 2016年6月2日更新