ディエゴ・シメオネ(Diego SIMEONE)
フルネーム ディエゴ・パブロ・シメオネ
国籍 アルゼンチン  
出身地 ブエノスアイレス
生年月日 1970・4・28
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
経歴 2006〜06 2011〜11 ラシン・クラブ
2006〜07 エストゥディアンテス
2008〜08 リーベル・プレート
2009〜10 サン・ロレンソ
2011〜11 カターニャ(イタリア)
2011〜11 ラシン・クラブ
2011〜   アトレティコ・マドリー(スペイン)
獲得タイトル 06アルゼンチン前期リーグ
08アルゼンチン後期リーグ
11/12UEFAヨーロッパリーグ
12/13コパ・デル・レイ
12/13スペイン年間最優秀監督(LFP)
13/14リーガ・エスパニョーラ
現役時代は当時のアルゼンチン代表最多106試合を誇り、1998年W杯イングランド戦でベッカムを一発退場に追い込む狡猾さとカード覚悟のファールが目を引く守備的MFです。クラブもA・マドリー、インテル、ラツィオと強豪を渡り歩く1990年代を代表する存在でした。
息子のFWジョバンニはセリエAや代表で活躍しています。

前線から激しくプレスをかけ、ゾーンで守ってカウンターを仕掛けます。4−4−2フラットを基本に試合の情勢により4−2−3−1や4−1−4−1を併用します。
現役時代のプレー同様、選手にはハードワークと闘争心を求めます。疲弊しやすいスタイルですが、終始一貫した姿勢でモチベーターになります。

2006年2月に監督になりますが、シーズン終了後に退任。エストゥディアンテスでは、ベロン、J・E・ソサ、パボーネを中心にリーグ優勝しますが、翌シーズンは低迷しました。
リーベルではオルテガ、ファルカオ、A・サンチェスらを擁して2008年の後期で優勝しますが、翌シーズンの前期は、クラブ史上初の最下位に終わりました。
サン・ロレンソでもキリ・GやA・ゴメス、B・ロメオを擁していたものの、C・レデスマやソラーリの退団が響き、順位が低迷して1年で退団しました。
10/11シーズン途中にカターニャに就任します。ベルヘッシオやA・ゴメス、P・レデスマの活躍もあり、一度も降格圏に下がることなく13位でセリエA残留を果たしました。
ラシンを経てマンサーノ監督の後任として古巣A・マドリーのオファーに応え、11/12シーズンのウィンターブレーク明けから指揮を執ります。6試合を無失点で終えた後、マドリードダービーは4失点して敗れますが、その後は4勝2分で終えて5位になりヨーロッパリーグ出場権を獲りました。同大会ではラツィオやバレンシアなどを下し、決勝A・ビルバオ戦ではファルカオの2発とジエゴでダメを押し、無失点と完璧な内容でクラブ2年ぶりの戴冠となりました。
12/13シーズンはジエゴが退団し、D・コスタが復帰して4−4−2にします。マドリードダービーは連敗しますが、ゴディン、ミランダ、21歳でリーグ最優秀GKのクルトワが中心の守備で最少の21失点にとどめ、ストレートインでチャンピオンズ・リーグ出場権を獲得しました。国内カップはマドリード・ダービーとなった決勝を制しリーグ戦の雪辱を果たしました。
13/14シーズンはファルカオが退団しますが、D・コスタが得点源となり、ベテランのビジャがサポートします。冬には教え子J・E・ソサが加入し、ジエゴも復帰して選手層が厚くなり、95/96シーズンに選手として国内2冠を果たして以来、クラブを18シーズンぶり10度目のリーグ王者に導き、ビセンテ・カルデロンの英雄となりました。また、R・マドリー、バルセロナの2強以外によるリーグ優勝は03/04シーズンのバレンシア以来10年ぶりとなりました。
チャンピオンズ・リーグでもグループリーグを6勝1分で通過し、ミランを5−1と圧倒、バルサにはメッシに仕事をさせず、チェルシー戦はF・トーレスに先制されますが、その後3点を叩きこむなど列強を撃破しました。決勝は初のマドリード・ダービーとなり、ゴディンのヘッドで先制。相手のX・アロンソが欠場していたこともあり優位に試合を進めますが、終了間際にS・ラモスにヘッドを決められました。強行出場させたD・コスタを早々に下げ、120分戦う試合の後半には交代枠を使い切り選手が疲弊、ベイルやC・ロナウドらにゴールを許しました。
14/15シーズンはクルトワ、フィリペ・L、D・コスタが退団。GKは負傷したモジャに代わりオブラクを抜擢し、攻撃はマンジュキッチとグリーズマンの2トップを敷きます。マドリード・ダービーはリーグ戦こそホームの4−0など連勝しますが、チャンピオンズ・リーグでは準々決勝2ndレグでアルダ・Tが退場して数的不利になり、エルナンデスに決勝点を献上しました。
15/16シーズンはアルダ・T、ミランダ、マンジュキッチを放出しますが、リーグ最優秀GKオブラクと復帰したフィリペ・Lで守備が安定します。他にはカラスコ、サウール、復帰2年目で2ケタを決めるF・トーレスがファンを喜ばせました。チャンピオンズ・リーグではR16でPSVとのPK戦を制し、バルサにはF・トーレスとグリーズマンで3ゴールします。バイエルンとの準決勝はサウールが1stレグで決勝点を挙げると、2ndレグはオブラクがPK戦で活躍し、グリーズマンのアウェーゴールで決着をつけました。2年ぶりのマドリード・ダービーとなった決勝はS・ラモスに先制され、後半にカラスコで追い付きます。その後は両軍とも決め手を欠きPK戦になり、4人目のファンフランがミスした後、C・ロナウドに決められ再び準優勝に終わりました。
16/17シーズンは制裁で冬に補強できませんでしたが、3位と5年連続でチャンピオンズ・リーグ出場権を獲得。同大会ではバイエルンと同居するグループリーグを首位で通過しますが、マドリード・ダービーとなった準決勝1stレグでC・ロナウドのハットトリックを許すなど惨敗しました。2ndレグでは2点を先制しますが、イスコのアウェーゴールで敗れました。

2018年12月31日:新規アップ

11/12A・マドリー(EL優勝)
  ファルカオ  
  ジエゴ  
アルダ・T アドリアン
チアゴ ガビ
フィリペ・L ファンフラン
ゴディン ミランダ
  クルトワ  

12/13A・マドリー(国内カップ優勝)
D・コスタ ファルカオ
アルダ・Tコケ
M・スアレスガビ
フィリペ・Lファンフラン
ゴディンミランダ
 クルトワ 

13/14A・マドリー(国内リーグ優勝)
D・コスタ ビジャ
アルダ・Tコケ
M・スアレスガビ
フィリペ・Lファンフラン
ゴディンミランダ
 クルトワ