カルロス・サルシード(Carlos SALCIDO)
フルネーム カルロス・アーノルド・サルシード・フローレス
国籍 メキシコ
出身地 オコトラン
生年月日 1980・4・2
身長 174cm
体重 70kg
利き足
ポジション DF(LSB)
FK PK  
キャプテン経験 代表
代表デビュー 2004・9・8
T・トバゴ戦
代表背番号
W杯メンバー 06年 10年
14年
ニックネーム  
個人タイトル  
チームタイトル 06/07,07/08エールディヴィジ
11CONCACAFゴールドカップ
11/12メキシコリーグ
12ロンドンオリンピック金メダル
13/14,15/16メキシコカップ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
01/02 チバス
02/03 タパティオ(2部) 42
03/04 グアダラハラ 26 42
04/05 グアダラハラ 5 33
05/06 グアダラハラ 5 29
06/07 PSV(オランダ) 23 33
07/08 PSV(オランダ) 3 33
08/09 PSV(オランダ) 3 28
09/10 PSV(オランダ) 3 27
10/11 フルハム(イングランド) 3 23
11/12 ティグレス 30 28
12/13 ティグレス 30 28
12/13 ティグレス 30 30
14/15 チバス 30 30
15/16 チバス 30 22
16/17 チバス 30    
積極的な突破によりSBでも、また1対1に強いためCBやボランチでも出色のプレーを見せます。小柄ですが驚異的な持久力とアグレッシブなプレーで、チームに勇気を与えます。

グアダラハラの下部組織で成長した後01/02シーズンにプロ契約を交わし、2001年7月22日ラピエダ戦でリーグデビューします。03/04シーズンからレギュラーに定着しますが、カードコレクターになるなど持ち前の闘争心が悪い方向に出てしまうこともありました。それでも05/06シーズンにはリベルタドーレスで6試合戦い、準決勝に進出しました。
国際舞台での活躍により欧州のビッグクラブが獲得に動き、一時期はイングランドのアーセナル行きも取りざたされましたが、最終的にはオランダのPSVと4年契約を結びます。2006年8月20日NEC戦でリーグデビューし、ブラジル代表アレックスやオランダ代表クロンカンプらと形成する最終ラインの左を任されます。11月のエクセルシオール戦では欧州初ゴールをマークするなどレギュラーとしてプレーし、リーグ連覇に貢献。チャンピオンズ・リーグでも8試合戦ってベスト8になり、その後も2年連続でグループリーグ全試合に出場しました。
10/11シーズン開幕後にフルハムへ移籍し、9月18日ブラックバーン戦でプレミアデビュー。23試合に出場しましたが、J・A・リーセやグリゲラといった実績あるSBの加入により、母国クラブへレンタルされます。ここでボランチの新境地を開いて完全移籍に移行しました。
3シーズンプレーした後チバスに移り、ここでも計算できる働きを見せています。

2004年9月8日トリニダード・トバゴ戦で代表デビューし、翌年のコンフェデ杯では全5試合に出場。グループリーグのブラジル戦ではロナウヂーニョに仕事をさせず、準決勝アルゼンチン戦延長前半に長い距離をドリブル突破してゴールを挙げるなどベスト4の立役者となりました。その後のゴールド杯でも4試合に出場してベスト8に進んでいます。
2006年W杯予選も13試合戦い出場権を獲得すると、本大会でも全試合プレーしベスト16に進出。2010年大会予選も15試合、本大会で4試合と前回同様の結果を残しました。
2011年ゴールド杯は6試合戦い優勝。翌年のロンドン五輪でもオーバーエージとして準決勝日本戦や決勝ブラジル戦など6試合フル出場して金メダルを獲得しました。
2013年コンフェデ杯では3試合に出場。2005年大会以来の対戦となる日本には勝ったものの、ブラジルには2点を許して敗れました。
2014年W杯予選はボランチにプレーエリアを移して11試合2得点。決勝トーナメントのオランダ戦では先発して長時間主導権を握りますが、終盤に逆転されました。
代表記録

2007年12月17日:新規アップ 2016年6月30日更新