モハメド・サラー(Mohamed SALAH)
フルネーム モハメド・サラー
国籍 エジプト  
出身地 バショウン
生年月日 1992・6・15
身長 175cm
体重 73kg
利き足
ポジション FW(RWG)
FK PK PK
キャプテン経験  
代表デビュー 2011・9・3
シエラレオネ戦
代表背番号 10
W杯メンバー 18年
ニックネーム  
個人タイトル 12アフリカ年間最優秀若手選手(CAF)
16アフリカベストイレブン(CAF)
17CAFアフリカネイションズ・カップベストイレブン
17/18プレミアリーグ最優秀選手(PFA)
17/18プレミアリーグ最優秀選手(FWA)
17/18プレミアリーグ最優秀選手(リーグ選定)
17/18プレミアリーグベストイレブン(PFA)
18FIFA/FIFProベストイレブン
18FIFAプスカシュ賞
18/19UEFAチャンピオンズ・リーグ
チームタイトル 12/13,13/14スイスリーグ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
09/10 アル・ムカウィルーン
10/11 アル・ムカウィルーン 21
11/12 アル・ムカウィルーン 31 15
12/13 バーゼル(スイス) 22 29
13/14 バーゼル(スイス) 22 18
13/14 チェルシー(イングランド) 15 10
14/15 チェルシー(イングランド) 17
14/15 フィオレンティーナ(イタリア) 74 15
15/16 ローマ(イタリア) 11 34 14
16/17 ローマ(イタリア) 11 31 15
17/18 リヴァプール(イングランド) 11 36 32
18/19 リヴァプール(イングランド) 11 38 22
19/20 リヴァプール(イングランド) 11    
「エジプトのメッシ」の異名が示す通り、スピードとテクニックを兼ね備えたドリブルで主導権を握り、周囲を活かすパスでサイドから仕掛けるウインガーです。

首都カイロから100キロ北のバショウンに生まれます。14歳でアル・ムカウィルーンに入り、3年後にキャリアを始めます。2年目から出番が増え、3年目は5連発を決めました。
しかし2012年2月に暴動が勃発してリーグ戦が中断します。その後U−23代表としてバーゼルとの練習試合で2ゴールを挙げ、4年契約を交わします。
2012年8月12日トゥーン戦でスイスリーグにデビュー。シュトレラー、シュトッカー、A・フライと共に攻撃陣を作り、29試合で5ゴール4アシストと結果を残します。ヨーロッパリーグでも準々決勝トッテナム戦、準決勝チェルシー戦など14試合で2ゴール5アシストを挙げました。
2年目も国内リーグでヤング・ボーイズから2ゴールを挙げるなど好調を維持し、チャンピオンズ・リーグでチェルシーからゴールを挙げて冬に5年契約を結びます。
2014年2月8日ニューカッスル戦でプレミアにデビューし、アーセナル戦でゴールを挙げて6−0と大勝します。しかし大きな活躍には至らずフィオレンティーナへ移籍します。
2015年2月8日アタランタ戦でセリエAデビューし、サッスオーロ戦からの3試合連続など6ゴール3アシストをマーク。国内カップでもユヴェントスとの準決勝1stレグで2ゴールを挙げました。8試合に出たヨーロッパリーグは再びトッテナムからゴールを挙げて4強になりました。
フィオレンティーナがローン期間の延長を希望してきますが固辞、インテルとも接触したこともあり混とんとした状況になりましたが、15/16シーズンにローマへ移籍します。
8試合戦ったチャンピオンズ・リーグは1ゴールで16強にとどまりますが、国内リーグではサッスオーロ戦を皮切りに3連発します。フィオレンティーナ戦では先制点を挙げますが、終盤に立て続けに2枚のイエローを受け、移籍の経緯もありアウェー戦で異様な雰囲気となりました。リターンマッチでも2ゴール1アシストするなど14ゴール8アシストを決め、ナインゴランやピャニッチ、D・ペロッティ、エル・シャーラウィと共にチャンピオンズ・リーグ出場権を獲得しました。
翌シーズンもボローニャ戦のハットトリックなど自己最多、チームでジェコに次ぐ15ゴールと13アシストしました。ヨーロッパリーグは6試合戦い、リヨン戦など2ゴールを挙げました。
17/18シーズンにリヴァプールへ移籍し、8月12日ワトフォードとのプレミアデビュー戦でゴールを決めます。その後アウェーのウェストハム戦から4試合連続で計7ゴール、マンチェスター・C戦でもマネへのアシストと決勝ゴール、ハダースフィールド戦から5試合連続で計6ゴール、本拠ワトフォードとの1試合4発を皮切りに4連発とゴールラッシュを披露、32ゴールは国内リーグが38試合制になってからの最多記録となり、国内のあらゆる個人タイトルを獲得しました。また、第16節エヴァートン戦でのゴールがFIFAの最優秀ゴールになりました。
チャンピオンズ・リーグでも猛威を振るい、準々決勝マンチェスター・C戦では1stレグで先制点とマネをアシストすると、2ndレグではループを決めました。続くローマ戦でも1stレグで2ゴール2アシストと強烈な恩返しを果たすなど、マネ、フィルミーノと同数の10ゴールを挙げました。そして決勝でR・マドリーと対戦しますが、S・ラモスとの競り合いで負傷して退場、チームも04/05シーズン以来のビッグイヤー獲得はなりませんでした。
18/19シーズンはボーンマス戦のハットトリックに、ウルヴズ戦から3試合連続で1ゴール1アシスト、チェルシー戦でもマネと共にゴールを挙げて勝利に貢献し、彼とアーセナルのオーバメヤンと3人で得点王になりました。チャンピオンズ・リーグではポルトとの準々決勝2ndレグで1ゴール1アシストします。バルサとの準決勝はケガで2ndレグを欠場しますが、同国対決となったトッテナムとの決勝ではPKを決め、クラブ14年ぶり6度目のビッグイヤーを獲得しました。

2011年U−20W杯は4試合戦ってアルゼンチン戦でPKを決めます。翌年のロンドン五輪はグループリーグで3試合連続ゴールを挙げますが、準々決勝で日本に敗れました。
フル代表デビューは2011年9月3日のシエラレオネ戦で、2014年W杯予選は8試合戦いジンバブエ戦のハットトリックなど6ゴールを挙げました。
6試合に出た2017年アフリカ選手権はウガンダやガーナ相手に試合を決定づけます。カメルーンとの決勝でもエルネニーの先制点を演出しますが、逆転されました。
2018年W杯予選は5試合5ゴールで母国を28年ぶりに本大会へ導きます。本戦はクラブの負傷もあり初戦を回避、その後2試合も敗れますが、連発して実力を披露しました。
代表記録

2017年9月22日:新規アップ 2019年6月17日更新