ラズヴァン・ラト(Razvan RAT)
フルネーム ラズヴァン・ディンカ・ラト
国籍 ルーマニア  
出身地 スラティナ
生年月日 1981・5・26
身長 178cm
体重 72kg
利き足
ポジション DF(LSB)
FK PK  
キャプテン経験  
代表デビュー 2002・2・13
フランス戦
代表背番号
W杯メンバー  
ニックネーム ロランド
個人タイトル  
チームタイトル 98/99,02/03ルーマニアリーグ
01/02ルーマニアカップ
04,08,11〜13ウクライナカップ
05,06,08,10〜13ウクライナリーグ
08/09UEFAカップ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
97/98 バカウ(2部)    
98/99 ラピド・ブカレスト
99/00 ラピド・ブカレスト 20
00/01 ラピド・ブカレスト
00/01 バカウ(2部) 14
01/02 ラピド・ブカレスト 27
02/03 ラピド・ブカレスト 28
03/04 シャフタール(ウクライナ) 26 27
04/05 シャフタール(ウクライナ) 26 20
05/06 シャフタール(ウクライナ) 26 17
06/07 シャフタール(ウクライナ) 26 14
07/08 シャフタール(ウクライナ) 26 19
08/09 シャフタール(ウクライナ) 26 17
09/10 シャフタール(ウクライナ) 26 18
10/11 シャフタール(ウクライナ) 26 17
11/12 シャフタール(ウクライナ) 26
12/13 シャフタール(ウクライナ) 26 16
13/14 ウェストハム(イングランド) 8 15
13/14 ラージョ・バジェカーノ(スペイン) 15 10
14/15 PAOK(ギリシャ) 5 25
15/16 ラージョ・バジェカーノ(スペイン) 15 10
16/17 ラージョ・バジェカーノ(スペイン2部) 15 16
17/18 ポリ・ティミショアラ 3 10
18/19    
19/20    
積極果敢なオーバーラップで左サイドをアップダウンするルーマニア代表左SB。内に秘めた闘争心で、90分間チームを鼓舞し続けます。

97/98シーズンに2部バカウで選手生活をスタートさせます。2年目にはR・ブカレストに引き抜かれますが、00/01シーズン途中にレンタルでバカウに復帰します。
01/02シーズン以降はレギュラーとなり、カップ決勝でD・ブカレストを下して優勝。翌シーズンにはリーグを制し、03/04シーズンにシャフタールと5年契約します。
ここでは1年目に27試合に出場し、UEFA杯ではD・ブカレストと対戦しますが、2戦2敗と完敗しました。2年目に就任したルチェスク監督の下でリーグ2連覇を達成します。チャンピオンズ・リーグにも出場しますが、ミランやバルセロナなどの前にグループリーグで敗退、その後UEFA杯では4試合戦いました。翌シーズンもインテルにチャンピオンズ・リーグ予備選で敗れ、UEFA杯に回って8試合プレーしました。06/07シーズンはL・ワルシャワを下してチャンピオンズ・リーグ本戦に進みますが、ローマやバレンシアの前にグループリーグ3位になりました。
翌シーズンは宮本やアレックス擁するザルツブルクを下します。グループリーグでは中村俊擁するセルティックから大会初得点を挙げて勝ちますが、最下位に終わりました。
08/09シーズンはチャンピオンズ・リーグでアシストを2つ記録しますが先に進めませんでした。しかしUEFA杯では8試合プレーし、クラブ初優勝に役割を見せました。
09/10シーズンもヨーロッパリーグで8試合、翌シーズンはチャンピオンズ・リーグで9試合戦い、クラブ初の決勝トーナメント進出を達成しました。11/12シーズンはポルトやゼニトなどの前に精彩を欠き、2年連続での決勝トーナメント進出はなりませんでした。
フル稼働とはいかないシーズンが続きますが、プロデビュー時の恩師からの信頼は厚く、7度のリーグ、5度のカップ、1度のUEFA杯優勝と多くの栄光に浴しました。
13/14シーズンにウェストハムへ移り、9月15日サウサンプトン戦でプレミアデビューしますが、層が厚くレギュラーはなりませんでした。それでも2月23日セビージャ戦でリーガデビューしたR・バジェカーノではバレンシア戦で決勝アシストを見せてレギュラーになりました。PAOKではヨーロッパリーグで2アシスト、国内リーグで3点と攻撃でもチームを支えました。
15/16シーズンにスペインに戻るものの降格となり、母国へ復帰。18/19シーズンよりフリーエージェントになっています。

2002年2月13日フランス戦で代表デビュー。2004年4月28日ドイツ戦ではカーンから代表初得点を決めるなど5−1での勝利に貢献しました。
2008年欧州選手権では3試合に出場。フランスやイタリア相手に引き分けるなど「死のグループ」で健闘しましたが、オランダに2失点してグループリーグで敗退しました。
W杯予選は2006年大会に9試合、2010年大会に8試合、2014年大会に10試合出場しますが、いずれも出場権を得られませんでした。
2016年欧州選手権予選は9試合戦って2大会ぶりの出場権を得ます。そして2試合に出場しますが、フランス、スイス、アルバニアの前にグループリーグで敗退しました。
代表記録

余談
・ニックネームは、1980年代の英国の人形劇「ロランド・ラト」が由来です。
2016年6月21日:新規アップ 2019年8月15日更新