ルーカス・ラデベ(Lucas RADEBE)
フルネーム ルーカス・ラデベ
国籍 南アフリカ
出身地 ソウェト
生年月日 1969・4・12
身長 185cm
体重 74kg
利き足
ポジション DF(CB)
FK PK  
キャプテン経験 クラブ 代表
代表デビュー 1992・7・7
カメルーン戦
代表背番号 19
W杯メンバー 98年 02年
ニックネーム  
個人タイトル  
チームタイトル 96CAFアフリカネーションズ・カップ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
90 カイザー・チーフス 33
91 カイザー・チーフス 42
92 カイザー・チーフス 38
93 カイザー・チーフス    
94 カイザー・チーフス    
94/95 リーズ(イングランド) 12
95/96 リーズ(イングランド) 13
96/97 リーズ(イングランド) 32
97/98 リーズ(イングランド) 5 27
98/99 リーズ(イングランド) 5 29
99/00 リーズ(イングランド) 5 31
00/01 リーズ(イングランド) 5 20
01/02 リーズ(イングランド) 5
02/03 リーズ(イングランド) 5 19
03/04 リーズ(イングランド2部) 5 14
04/05 リーズ(イングランド2部) 5
スピードこそ劣るものの、高さとクレバーな頭脳を持つストッパー。タックルやマンマークのうまさはもちろん、状況を的確に把握します。統率力もあり、クラブと代表で主将を務めます。

ヨハネスブルク郊外ソウェト生まれ。当時はアパルトヘイトが敷かれており、自身が暮らす町にもそれが及び15歳の時両親によって暴力から遠ざけるために、ボプタツワナという都市に移住させられました。そこでは自活するなど忙しい毎日を送りました。
そしてGKとしてプレーし始めますが、1990年にK・チーフスへ守備的MFとして入団。黒人でしたが異例の扱いを受けました。翌年には町を歩いていたところを銃撃されますが運良く致命傷にはなりませんでした。しかし未だにその動機はわからないままとなっています。
1994年にリーズへ移籍。サポーターから「酋長」の愛称で親しまれスターとなり、98/99シーズンから抜群のリーダーシップが認められキャプテンを務めます。ウッドゲイトやキューウェル、スミスら若い実力者を束ねてリーグでの躍進に貢献してUEFA杯出場権を獲得すると、翌シーズンはリーグを3位で終えてチャンピオンズ・リーグの出場権も獲得しました。
00/01シーズンのチャンピオンズ・リーグでも「ヤング・リーズ」の勢いは増し、準決勝に進出。プレミアリーグでも一時は低迷しましたが、4位と盛り返しました。
しかし2000年に足首とヒザの負傷で長期離脱し、2年間ほとんどプレーできませんでした。以降も度重なるケガで満足に出場できず、2005年にスパイクを脱いでいます。

1992年7月7日カメルーン戦でフル代表デビュー。4年後はアフリカの頂点に立ちました。やがて代表でもキャプテンを務め、1997年コンフェデ杯では1試合出場しました。
1998年W杯予選では6試合戦い、本戦ではトルシエ監督により3バックと中盤のつなぎ役をこなして全試合に出場。2002年W杯予選は1試合だけでしたが本戦にエントリーされ3試合プレー、スペイン戦でヘディングシュートを決めています。
代表記録 70試合2得点

余談
・福祉活動を積極的に行う人格者でもあり、2000年にはFIFAフェアプレー賞を受賞しました。
2007年2月28日:新規アップ 2012年8月23日更新