フルネーム ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ
国籍 スロヴェニア  
出身地 リュブリャナ
生年月日 1979・5・18
身長 192cm
体重 85kg
利き足
ポジション FW(CF)
FK PK FK PK
キャプテン経験 クラブ 代表
代表デビュー 2006・2・28
キプロス戦
代表背番号 11
W杯メンバー 10年
ニックネーム ノヴァ
個人タイトル 05/06ブルガリアリーグ得点王
チームタイトル 15/16スロヴェニアカップ
16/17スロヴェニアリーグ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
99/00 オリンピア    
00/01 クラーゲンフルト(オーストリア3部) 16
01/02 フォイツベルク(オーストリア3部)
02/03 フォイツベルク(オーストリア3部)
03/04 マッテルスブルク(オーストリア) 12 21
04/05 リンツ(オーストリア2部) 23 21
05/06 リテックス・ロヴェチ(ブルガリア) 11 23 15
06/07 リテックス・ロヴェチ(ブルガリア) 11
06/07 1.FCケルン(ドイツ2部) 11 25 10
07/08 1.FCケルン(ドイツ2部) 11 33 20
08/09 1.FCケルン(ドイツ) 11 30 16
09/10 1.FCケルン(ドイツ) 11 30
10/11 1.FCケルン(ドイツ) 11 28 17
11/12 1.FCケルン(ドイツ) 11 20
12 大宮アルディージャ(日本) 19 12
13 大宮アルディージャ(日本) 19 26 12
14 清水エスパルス(日本) 18 34 14
15 名古屋グランパス(日本) 18 26
15/16 マリボル 11 11
16/17 マリボル 11 26 11
安定感があるスロヴェニアのFWで、空中戦やポストプレーといったサイズ通りの役割に加え、裏を突く動きやボレー、FKと多くの形から「ノヴァ・ゴール」を量産します。

地元リュブリャナにあるオリンピアでキャリアをスタートさせます。00/01シーズンより国外の下部リーグで出場機会を獲得し、05/06シーズンにはブルガリアで得点王と才能が花開きます。また、UEFA杯でも8試合3得点でラウンド32に進むなど手ごたえをつかみました。
06/07シーズン開幕後にケルンへ移籍して10得点を挙げると、2年目には20得点で得点王に輝き、クラブ3年ぶりのブンデスリーガ復帰に大きく貢献しました。
08/09シーズンはカップ戦で得点を挙げ、ヴォルフスブルクとの開幕戦でのブンデスリーガデビュー以降3試合連続でネットを揺らします。このシーズンから主将に就任し、3度の1試合2得点など通算16得点と心技共にチームの大黒柱となりました。翌シーズンはソルド監督と衝突して腕章をはく奪され、新加入のポドルスキとのコンビも低調に終わりました。
ブンデスリーガ3年目はカップ戦と開幕戦で点を取り、本拠ハンブルガーSV戦ではハットトリックを達成。バイエルン、マインツ、レヴァークーゼンといった上位陣から1試合2得点でチームの勝ちにつなげるなど、リーグ3位の17得点をマークしました。翌年もカップ戦で1試合2得点を挙げると、リーグでもレヴァークーゼンとのアウェー戦で全4得点に絡む活躍を見せました。
チームの降格に伴い大宮にレンタル移籍し、2012年8月11日広島戦でJデビュー。続くFC東京戦で早くも初得点を挙げると、札幌戦ではクラブのJ1史上初のハットトリックを達成するなど、ほぼ同時期に加入したFWズラタンと共にスロヴェニアのクオリティを披露しました。
レンタル期間が延長された2年目は、第8節からの3試合連続や第13節甲府戦の2得点など12得点を挙げてJ1残留に貢献しました。14シーズンは清水に完全移籍し、名古屋との開幕戦や古巣大宮戦など13得点、ナビスコ杯でも6試合で4得点とコンスタントに働きました。
15シーズンに名古屋へ移籍します。開幕松本戦や終盤の甲府相手の2得点など川又や永井謙との前線でJ1残留に成功して3年以上過ごした日本を後にしました。
マリボルの1年目はリーグで3試合連続得点を決め、カップ戦でも2得点を挙げて優勝に貢献。2年目もキャリア唯一の母国リーグ2ケタ得点でチームを優勝に導きました。

代表デビューは2006年2月28日キプロス戦。3試合目のトリニダード・トバゴ戦でハットトリックを達成しました。2008年欧州選手権予選では11試合で2得点に終わりました。
2010年W杯予選では全12試合に出場し、スロヴァキア戦での2点など5得点で母国2大会ぶりの出場権獲得に貢献しました。本大会では3試合無得点に終わりました。
2012年欧州選手権予選は9試合戦い、セルビア戦など2得点。2014年W杯予選は6試合戦い、ノルウェー戦でのハットトリックなど5得点を挙げました。
2016年欧州選手権予選も、スイス戦の決勝PKやリトアニア戦での2得点など6得点と高水準のプレーを披露。2018年W杯予選マルタ戦で点を取って有終の美を飾りました。
代表記録 80試合32得点

余談
・姉(妹)のスラビシャはプロのハンドボール選手です。
※:ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ(Milivoje NOVAKOVIC)
2015年3月7日:新規アップ 2017年6月14日更新