ファリド・モンドラゴン(Faryd MONDRAGON)
フルネーム ファリド・アリ・カミド・モンドラゴン
国籍 コロンビア
出身地 カリ
生年月日 1971・6・21
身長 189cm
体重 94kg
利き足
ポジション GK
FK PK  
キャプテン経験  
代表デビュー 1993・5・21
ベネズエラ戦
代表背番号 12 22
W杯メンバー 94年 98年
14年
ニックネーム  
個人タイトル 00/01ディヴィジョンアン年間最優秀GK
チームタイトル 95レコパ・スダメリカーナ
01/02,05/06トルコリーグ
04/05トルコカップ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
91 デポルティボ・カリ
92 レアル・カルタヘナ 15
92 インデペンディエンテ・サンタフェ
93 セロ・ポルテーニョ(パラグアイ) 11
93/94 アルヘンティノス(アルゼンチン) 21
94 デポルティボ・カリ    
95 インデペンディエンテ・サンタフェ    
95/96 インデペンディエンテ(アルゼンチン) 27
96/97 インデペンディエンテ(アルゼンチン) 33
97/98 インデペンディエンテ(アルゼンチン) 26
98/99 インデペンディエンテ(アルゼンチン) 17
98/99 サラゴサ(スペイン) 13
99/00 インデペンディエンテ(アルゼンチン) 16
00/01 メッツ(フランス) 1 30
01/02 ガラタサライ(トルコ) 1 28
02/03 ガラタサライ(トルコ) 1 32
03/04 ガラタサライ(トルコ) 1 27
04/05 ガラタサライ(トルコ) 1 34
05/06 ガラタサライ(トルコ) 1 34
06/07 ガラタサライ(トルコ) 1 30
07/08 1.FCケルン(ドイツ2部) 1 31
08/09 1.FCケルン 1 31
09/10 1.FCケルン 1 32
10/11 1.FCケルン 1 12
11 フィラデルフィア・ユニオン(アメリカ) 1 27
12 デポルティボ・カリ 1 33
13 デポルティボ・カリ 1 40
14 デポルティボ・カリ 1
たまに軽率なミスでピンチを招きますが、長身ながら軽やかな身のこなしと的確な判断でスーパーセーブを連発、O・コルドバと双璧をなすコロンビアを代表するGKです。

コロンビア人とレバノン人である両親の間に生まれます。D・カリでキャリアを始めた時から1歳年上のO・コルドバとのライバル関係が始まり、母国やパラグアイの強豪セロ・ポルテーニョ、アルゼンチンのアルヘンティノスを渡り歩いて経験を積みます。
1994年にインデペンディエンテに入団します。1年目は控えとなり母国で試合勘を取り戻すと、2年目以降は正守護神に定着しました。その後W杯でのプレーが評価され、98/99シーズンにサラゴサへ移籍します。ここではスペイン人のファンミとポジションを争いました。
00/01シーズンに再び渡欧してメッツに入団。2000年7月29日、開幕ゲームのボルドー戦でリーグデビューを果たします。パスポートを偽造した疑いで出場停止処分を受けた時期もありましたが、不動の守護神としてチームを1部残留に導き、リーグ最優秀GKに選ばれました。
翌シーズンにガラタサライへ移籍。タファレルの後釜として期待され、8月7日コンヤスポル戦でのリーグデビュー以来、コルクマズを中心とした最終ラインとの堅守で国内リーグを制します。さらにチャンピオンズ・リーグでも1次リーグを突破しました。以降はコルドバが加入したベジクタシュやフェネルバフチェと覇権を争い、04/05シーズンからはカメルーン代表R・ソングらと連携して2年連続で全試合に出場、翌シーズンは2度目のリーグ優勝を果たしました。
07/08シーズンに長年プレーしたトルコを離れてケルンへ移籍し、正守護神だったドイツ人のヴェッセルスからレギュラーの座を奪います。リーグ3位になって1部に昇格し、2008年8月16日ヴォルフスブルクとの開幕戦でブンデスリーガにデビューします。1年目は6回、2年目は12回、3年目も途中で4回のクリーンシートと年齢を感じさせないプレーを見せました。
MLSを経て12シーズンに古巣に復帰し、14シーズンで引退しました。

1992年のバルセロナ五輪で1試合出場した後、1993年5月21日ベネズエラ戦でフル代表にデビューします。翌年のW杯ではコルドバの前に出場機会はありませんでした。
1998年W杯予選で正守護神として12試合に出場。本大会ではグループリーグで敗退しましたが、前回大会のコルドバの5失点に対し、3試合で2失点に抑えました。
その後再びコルドバにポジションを明け渡します。2006年W杯予選は3試合ゴールを守りますが、カレーロが台頭してきたため再び控えに回りました。
2014年W杯予選でもオスピナを支え、クラブでの好調もあって本大会メンバーに選ばれます。そして43歳の誕生日を迎えた3日後の日本戦で途中出場し、カメルーンのロジェ・ミラが持つ最年長出場記録を更新しました。
代表記録 51試合

余談
・MFバルデラマに次ぎ、5大会のW杯予選に出場しています。
2012年9月21日:新規アップ 2015年7月4日更新