ケニー・ミラー(Kenny MILLER)
フルネーム ケネス・ミラー
国籍 スコットランド
出身地 エディンバラ
生年月日 1979・12・23
身長 178cm
体重 72kg
利き足
ポジション FW(CF)
FK PK  
キャプテン経験  
代表デビュー 2001・4・
ポーランド戦
代表背番号
W杯メンバー  
ニックネーム  
個人タイトル 00スコットランド年間最優秀若手選手(SPFA)
10/11スコットランドリーグ得点王
チームタイトル 06/07,08/09,09/10スコットランドリーグ
06/07,08/09スコットランドカップ
09/10スコットランドリーグ・カップ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
97/98 ハイバーニアン
98/99 ハイバーニアン(2部)
99/00 ハイバーニアン 29 10
00/01 レンジャーズ 27
01/02 レンジャーズ
01/02 ウォルヴァー・ハンプトン(イングランド2部) 20
02/03 ウォルヴァー・ハンプトン(イングランド2部) 43 19
03/04 ウォルヴァー・ハンプトン(イングランド) 16 25
04/05 ウォルヴァー・ハンプトン(イングランド2部) 16 44 19
05/06 ウォルヴァー・ハンプトン(イングランド2部) 16 35 10
06/07 セルティック 9 31
07/08 ダービー(イングランド) 14 30
08/09 レンジャーズ 18 30 10
09/10 レンジャーズ 18 33 18
10/11 レンジャーズ 9 18 21
10/11 ブルサスポル(トルコ) 18 15
11/12 カーディフ(イングランド2部) 9 43 10
12 バンクーバー・ホワイトキャップス(アメリカ) 13
13 バンクーバー・ホワイトキャップス(アメリカ) 21
14 バンクーバー・ホワイトキャップス(アメリカ)
14/15 レンジャーズ(3部)    
速さと強さがあり、積極的な仕掛けやスペースへの飛び出しなど豊富な運動量と機動力を駆使してゴールを狙います。その意欲も素晴らしく、時には身体ごと投げ出すこともあります。

1997年11月29日のマザーウェル戦でプロデビューを果たします。3年目となる99/00シーズンにはチーム最多の10ゴールを挙げて存在感を示しました。これにより強豪の一角レンジャーズに加入。モナコとのチャンピオンズ・リーグのデビュー戦をゴールで飾りました。
01/02シーズン途中にイングランドのW・ハンプトンへ移籍。2シーズン目には43試合で19ゴールを挙げ、昇格に大きく貢献します。2003年9月27日ボルトン戦でプレミアデビューしますが、リーグではわずか2ゴールに終わり降格の憂き目を味わいました。しかしその後に就任したホドル監督の厚い信頼を受け、エースとして活躍。翌シーズンはFA杯で4試合3ゴールを挙げると、リーグでもホームのC・パレス戦でハットトリックを達成しました。
06/07シーズンにセルティックへフリーで加入します。チャンピオンズ・リーグでは8試合に出場し、ホームのベンフィカ戦で2ゴールを挙げるなど決勝トーナメント進出に貢献しましたが(グラスゴーの両クラブに在籍し、チャンピオンズ・リーグでゴールを挙げた初めての選手となりました)、リーグではオランダ代表V・O・ヘッセリンクの加入や、前年に16ゴールを挙げたポーランド代表ズラフスキの存在でベンチスタートが多く、4ゴールと不本意な結果に終わりました。
07/08シーズンにダービーと3年契約を結びます。9月17日ニューカッスル戦ではミドルを決めてリーグ戦初勝利に貢献するも、その後はゴールに恵まれず、チームも降格しました。
08/09シーズン、8年ぶりにレンジャーズへ復帰。アウェーのオールドファームダービーでは2ゴールで勝利に貢献するなど2ケタゴールに9アシストをマークし国内2冠に貢献しました。
翌シーズンは1試合2ゴールを6度記録、そのうち12月は3節連続となりました。オールドファームダービーでも2試合で3ゴールを挙げるなど18ゴール9アシストと自己最高の成績をおさめ、再び国内2冠を達成しました。
10/11シーズンはボイドの退団によりマークがきつくなることが予想されましたが、2試合目のハイバーニアン戦やアウェーのキルマーノック戦ハットトリックを挙げるなど、前半戦にゴールを量産して得点王に輝きます。冬にブルサスポルへ移籍して1月23日コンヤスポル戦でトルコリーグにデビューし、続く2試合で3ゴールと好調を維持しました。
11/12シーズンにカーディフへ移籍し、ウェストハムとの開幕戦やサウサンプトン戦での2ゴールなど結果を残しますが1年で退団。MLSの2年目は小林大のアシストもあって8ゴールを挙げますが、3年目の途中に退団して古巣レンジャーズの再建に乗り出しています。

2001年4月、ポーランドとの親善試合で代表デビュー。いずれも出場は逃していますが、2004年欧州選手権予選ではドイツ戦で、2008年予選ウクライナ戦でそれぞれゴールを挙げるなど、フォクツやW・スミスといった名将の計算に入る活躍を見せます。
2006年W杯予選と2008年欧州選手権予選は3ゴール挙げましたが、2010年W杯予選はノーゴールとなりました。その後2012年欧州選手権予選と2014年W杯予選にも引き続き招集されますが決定力を見せられず、いずれも敗退しています。
代表記録

余談
・元代表FWモーリス・ジョンソン、元代表MFのA・コーン・Jrと並び、グラスゴーの両クラブでプレーした数少ない選手でもあります。
2009年1月3日:新規アップ 2014年7月18日更新