セナド・ルリッチ(Senad LULIC)
フルネーム セナド・ルリッチ
国籍 ボスニア・H※  
出身地 モスタル
生年月日 1986・1・18
身長 183cm
体重 75kg
利き足
ポジション MF(LMF)
FK PK  
キャプテン経験 クラブ
代表デビュー 2008・6・1
アゼルバイジャン戦
代表背番号 16
W杯メンバー 14年
ニックネーム  
個人タイトル  
チームタイトル 12/13,18/19コッパ・イタリア
所属クラブおよび背番号 出場 得点
03/04 クール(スイス3部) 22
04/05 クール(スイス3部)
05/06 クール(スイス3部)
06/07 ベリンツォーナ(スイス2部) 30
07/08 ベリンツォーナ(スイス2部) 33 10
08/09 グラスホッパー(スイス) 8 26
09/10 グラスホッパー(スイス) 8 15
10/11 ヤングボーイズ(スイス) 19 31
11/12 ラツィオ(イタリア) 19 27
12/13 ラツィオ(イタリア) 19 33
13/14 ラツィオ(イタリア) 19 30
14/15 ラツィオ(イタリア) 19 25
15/16 ラツィオ(イタリア) 19 30
16/17 ラツィオ(イタリア) 19 31
17/18 ラツィオ(イタリア) 19 35
18/19 ラツィオ(イタリア) 19 35
19/20 ラツィオ(イタリア) 19    
左サイドのライン際を精力的に上下動し、カットインからのミドルシュートでチームの攻撃に厚みを加えるボスニア・H代表サイドアタッカーです。

モスタルに生まれますが、ボスニア紛争の難を逃れるため少年期にスイスへ移住します。2003年よりクールでキャリアが始まり、ベリンツォーナで定位置を確立しました。
08/09シーズンに強豪グラスホッパーに引き抜かれ、7月23日バーゼル戦で1部リーグにデビュー。続くシオン戦での初得点や終盤のバーゼル戦での得点など、カバニャスやオーストリア代表FWリンツと共に攻撃の軸となります。2年目は古巣ベリンツォーナとのホームゲームで2得点を挙げるなど7−0と大勝したものの、15試合と不本意な数字に終わりました。
ヤングボーイズではD・デゲンやザンビア代表FWマユカなどとのコンビで輝きを取り戻し、チューリッヒやバーゼル、古巣グラスホッパー戦など6得点を決めました。チャンピオンズ・リーグのプレーオフでもトッテナムに得点を挙げますが、リターンマッチで退場しました。ヨーロッパリーグでも7試合戦いゼニト戦など2得点を挙げ、欧州に実力を証明しました。
11/12シーズンにラツィオと5年契約し、9月9日ミラン戦でセリエAデビュー。エルナネスやC・レデスマといった面々と共にFWクローゼへチャンスを供給し、自らも4得点3アシストでチームを勝ち点に結びつけます。2年目も本拠ペスカーラ戦では一人で試合を決め、ローマダービーでアシストしました。国内カップではローマダービーとなった決勝で得点を挙げて優勝しました。また、ヨーロッパリーグでボルシアMG相手に決定機を演出しました。
3年目は終盤のパルマ、サンプドリア、ナポリと3連発するなどチーム2位タイの7得点を挙げました。5年目はトリノ戦で1得点1アシスト、インテル戦で先制アシストしました。
6年目はローマダービーでケイタ・Bのダメ押しやサンプドリア戦の1得点1アシストなどキャリア最多の9アシストを見せますが、インテル戦で退場しました。
7年目はボローニャ戦で1得点1アシストするもオウンゴールも献上し、2−1で勝った試合の全得点に絡みました。国内カップはフィオレンティーナ戦で決勝点を挙げました。
8年目はサッスオーロ戦で終了間際に右足で同点弾を挙げました。カップ戦は4試合に出て2度目の優勝を果たしています。

代表デビューは2008年6月1日アゼルバイジャン戦。2012年欧州選手権予選で復帰して10試合出ますが、ポルトガルとのプレーオフ2ndレグで退場しました。
2014年W杯予選は9試合戦いラトビア戦で1得点2アシストするなど母国初出場に貢献しますが、2試合に出た本戦はアルゼンチンとナイジェリアに連敗しました。
2016年欧州選手権予選は12試合に出場、アンドラ相手に1得点3アシスト、キプロス戦でも2アシストしますが、アイルランドとのプレーオフで敗れました。
2018年W杯予選は8試合に出ますが、ベルギーやギリシャに敗退しました。
代表記録

※:スイス国籍もあり
2018年10月22日:新規アップ 2019年8月10日更新