フルネーム ロベルト・レヴァンドフスキ
国籍 ポーランド
出身地 ワルシャワ
生年月日 1988・8・21
身長 184cm
体重 78kg
利き足
ポジション FW(CF)
FK PK FK PK
キャプテン経験 代表
代表デビュー 2008・9・10
サンマリノ戦
代表背番号
W杯メンバー 18年
ニックネーム レヴィー
個人タイトル 09/10ポーランドリーグ得点王
11ポーランド年間最優秀選手
11/12ブンデスリーガ年間最優秀選手
14,16,18,19ブンデスリーガ得点王
チームタイトル 08/09ポーランドカップ
09/10ポーランドリーグ
10/11,11/12,14/15〜18/19ブンデスリーガ
11/12,15/16,18/19DFBカップ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
05/06 レギア・ワルシャワ    
06/07 ズニチュ・プルシュクフ(3部)    
07/08 ズニチュ・プルシュクフ(2部) 32 21
08/09 レフ・ポズナン 8 30 14
09/10 レフ・ポズナン 8 28 18
10/11 ドルトムント(ドイツ) 7 33
11/12 ドルトムント(ドイツ) 9 34 22
12/13 ドルトムント(ドイツ) 9 31 24
13/14 ドルトムント(ドイツ) 9 33 20
14/15 バイエルン(ドイツ) 9 31 17
15/16 バイエルン(ドイツ) 9 32 30
16/17 バイエルン(ドイツ) 9 33 30
17/18 バイエルン(ドイツ) 9 30 29
18/19 バイエルン(ドイツ) 9 33 22
19/20 バイエルン(ドイツ) 9    
両足から強烈なシュートを放ち、クロスへ合わせる技術や絶妙なポジショニングも備えるポーランド代表のエース。正確な判断や屈強な肉体で起点になり、トップ下でも機能します。

L・ワルシャワで育つもトップチーム昇格の芽はなく、国内3部Z・プルシュクフでキャリアを始めます。06/07シーズンに15ゴールを挙げて得点王に輝き、チームの2部昇格に貢献。翌年も21ゴールで得点王と早くからその実力を証明して1部L・ポズナンに移ります。
ここでもベウハトゥフとの国内1部リーグと、ハザル・レンコラン(アゼルバイジャン)とのUEFA杯デビューをゴールで飾ります。国内リーグではランキング2位の14ゴールを挙げ、カップ戦を制して初タイトルを獲得します。さらにUEFA杯でも8試合1アシストの成績を残しました。翌09/10シーズンには18ゴールで1部リーグ得点王に輝き、チームを優勝に導きました。
これによりドルトムントに引き抜かれ、8月22日レヴァークーゼン戦でブンデスリーガデビューを果たします。バリオスの存在もありベンチスタートが多かったものの、アウェーのルールダービーでは香川とゴールを挙げるなど結果を残し、彼と共に15戦無敗記録の立役者となってリーグ優勝に貢献。ヨーロッパリーグでも6試合1ゴール1アシストの結果を残しました。
2年目はバリオスの離脱により開幕から1トップを任されます。チャンピオンズ・リーグは1ゴールに終わりチームも早期敗退となりましたが、国内リーグでは香川や同胞クーバ、ピシュチェクらのアシストを受けて量産体制に入り、本拠アウクスブルク戦でのハットトリックに6度の1試合2ゴールなど22ゴールをマーク。カップ戦でもバイエルンとの決勝でハットトリックを達成するなど、大会最多の7ゴールを挙げてクラブ初の2冠に大きく貢献しました。
3年目も国内リーグで5試合連続、7試合連続ゴールと得点王キースリンクの25に迫る24ゴールを決めました。チャンピオンズ・リーグでも、準々決勝マラガ戦2ndレグでチームの逆転劇を呼び込む同点弾を決め、グループリーグに続くR・マドリーとの準決勝1stレグでは大会初の同クラブへのハットトリックなど4ゴールを決め、13試合10ゴールでチームを決勝に導きました。と同時にポーランド人選手の同大会最多ゴール記録を塗り替えることになりました。
4年目はマンチェスター・U移籍も取りざたされるもチームに残ります。既存のロイスに新加入のムヒタリアンとボールの出所が増え、シュツットガルト戦でのハットトリックなど3年連続20ゴール越えで初の得点王に輝きます。1月には来シーズンのバイエルンへの移籍を発表して各方面に衝撃を与えますが、チャンピオンズ・リーグも9試合6ゴールと役割を果たしました。
14/15シーズンは古巣ドルトムント戦や、4度の1試合2ゴールなどロッベンと並ぶリーグ2位タイの17ゴールで優勝に貢献。チャンピオンズ・リーグでもポルトとの準々決勝2ndレグで2ゴールを挙げて逆転し、連敗した準決勝バルサ戦でも2ndレグでゴールを取りました。翌シーズンはヴォルフスブルク戦では途中出場から3分22秒とリーグ最速でハットトリックするなど9分間で5ゴールを挙げ、7度の1試合2ゴールを決めるなど、ケルンで活躍したD・ミュラー以来39年ぶりとなる30ゴールを挙げて得点王になりクラブの4連覇に貢献。チャンピオンズ・リーグは12試合に出場し、D・ザグレブ戦のハットトリックなどC・ロナウドに次ぐ9ゴールを挙げました。
16/17シーズンは1ゴール多いドルトムントのオーバメヤンに得点王を譲りますが、3度のハットトリックなど2年連続の30ゴールを達成しました。カップ戦で5ゴール、チャンピオンズ・リーグでの8ゴールなど公式戦で自己最多の43ゴールをマークしました。
17/18シーズンも、ドルトムント戦など2度のハットトリック含む29ゴールで3度目の得点王に輝き、リーグ4連覇に大きく貢献。チャンピオンズ・リーグでは11試合で5ゴールを挙げますが、準々決勝セビージャ戦、準決勝R・マドリー戦では不発に終わりました。
18/19シーズンはフランクフルトとのリーグ杯でハットトリックします。リーグも開幕から2連発し、終盤でもボルシアMG戦からドルトムント戦まで5試合連続で計8ゴールと4年連続の20ゴール越えを果たし、歴代2位となる4度目の得点王となります。カップ戦でも3試合連続2ゴールで国内2冠を達成しました。チャンピオンズ・リーグでも優勝するリヴァプール相手にR16で敗れましたが、8試合で8ゴールと常勝クラブで最も重要な存在となっています。

2008年9月10日サンマリノ戦で代表デビューし、いきなりゴールをマークします。2010年W杯予選は9試合で2ゴールを挙げましたが、敗退しました。
2012年欧州選手権はウクライナと共にホスト国となり、開幕ギリシャ戦で大会第1号のゴールをヘッドで決めますが、その後2試合は不発に終わりました。
2014年W杯予選は9試合で3ゴールにとどまり敗退。2016年欧州選手権予選はジブラルタル戦での4ゴールやジョージア戦のハットトリックなど最多の13ゴールを挙げました。本大会では4試合戦ってポルトガル戦で先制ゴールを挙げます。その後同点にされてPK戦でキックを成功させますが、味方のミスにより敗北しました。
2018年W杯予選は10試合戦い、デンマーク戦含む3度のハットトリックなどW杯欧州予選歴代最多の16ゴールを挙げて母国3大会ぶりの出場権獲得に貢献します。しかし本大会では3試合でノーゴールとまさかの結果に終わりました。
代表記録

※:ロベルト・レヴァンドフスキ(Robert LEWANDOWSKI)
2012年6月15日:新規アップ 2019年8月13日更新