レオナルド・ジャルディム(LEONARDO Jardim)
フルネーム ジョゼ・レオナルド・ヌネス・アウヴェス・ソウザ・ジャルディム
国籍 ポルトガル  
出身地
生年月日 1974・8・1
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
経歴 2001~03 カマーシャ・アシスタントコーチ
2003~08 カマーシャ
2008~09 シャヴェス
2009~11 ベイラ・マール
2011~12 ブラガ
2012~13 オリンピアコス(ギリシャ)
2013~14 スポルティング
2014~18 モナコ(フランス)
獲得タイトル 16/17リーグアン
ベネズエラ在住のポルトガル人の両親のもとに生まれ、C・ロナウドの出生地でもあるマデイラ島に移住しました。選手としてはアマチュアレベルにとどまったこともあり大学でスポーツ学を修了、24歳の若さで1部リーグの指揮を執るライセンスを得ました。

選手の能力に応じ、ポゼッションもカウンターもできる戦術的柔軟性とチームをまとめる組織構築力に長けており、他クラブからの引き抜きを問題としない監督です。
4-2-3-1と4-4-2を併用します。

27歳の時、故郷マデイラにある3部カマーシャでアシスタントコーチに就任して指導者のキャリアを始めます。2年後に監督に就任しますが、2008年3月に同じ3部のシャヴェスに招へいされ、2年目に2部昇格を果たしました。B・マールでは2部リーグを制し、10/11シーズンは13位となって初めて采配を振るった1部リーグ残留に成功しました。
11/12シーズンにブラガに就任し、クラブ史上最多の59得点を挙げて3位になり、チャンピオンズ・リーグ出場権を獲得。ヨーロッパリーグもグループリーグを突破しました。
12/13シーズンにオリンピアコスと2年契約します。メルベリ、マクーン、ミララスと主力が退団したチームでしたが、1月に退任するまで首位の座を守りました。
13/14シーズンに39歳の若さでスポルティングに就任すると、アドリエン、W・カルヴァーリョ、A・マルティンスを育て、新加入のコロンビア代表F・モンテーロは開幕戦でハットトリックを達成するなど2ケタ得点をマーク、チームに5年ぶりのチャンピオンズ・リーグの出場権をもたらしますが、契約期間を1年残して退任しました。
14/15シーズンにモナコと2年契約します。ファルカオ、ハメスとコロンビアの両輪が退団しますが、モウティーニョやB・シウヴァ、R・カルヴァーリョと同胞の存在は大きく、リーグ最少失点で3位、チャンピオンズ・リーグでもアーセナルを下してベスト8に進出しました。
2年目はコンドグビア、カラスコ、マルシアルなどを引き抜かれます。途中でV・ラヴを獲得するものの長続きせず、チーム最多得点がB・シウヴァの7得点と破壊力が減少しましたが、ルマールやファビーニョが役割を果たしてチャンピオンズ・リーグ出場権を死守しました。
3年目はファルカオやジェルマンと復帰したFWに加え、ムバッペが覚醒して攻撃力が高まります。守備もポーランド代表グリクの存在で安定し、PSGとのデッドヒートを制してクラブを17年ぶりの優勝に導きました。チャンピオンズ・リーグでもグループリーグを首位で通過し、決勝トーナメントでもマンチェスター・Cやドルトムントを退けて4強になりました。
4年目もムバッペやB・シウヴァ、B・メンディら主力を引き抜かれますが、15点を挙げるR・ロペスの活躍などで2位となりました。5年目はルマール、ファビーニョ、モウティーニョらを失い降格圏近くまで低迷、チャンピオンズ・リーグでも連敗して解任されました。しかし後任のアンリ監督が3ヶ月で終わったため2月に復帰し、17位と1部残留に成功しています。

※:バルセロナ(ベネズエラ)
2017年4月29日:新規アップ 2019年6月8日更新

13/14スポルティング
  F・モンテーロ  
カペル カリージョ
アドリエン A・マルティンス
  W・カルヴァーリョ  
ジェフェルソン セドリク
ロホ マウリシオ
  ルイ・パトリシオ  

14/15モナコ
  マルシアル  
  モウティーニョ  
カラスコ B・シウヴァ
コンドグビア トゥララン
クルザワ ファビーニョ
アブデヌール R・カルヴァーリョ
  スバシッチ  

16/17モナコ(リーグ優勝)
ムバッペ ファルカオ
ルマールB・シウヴァ
バカヨコファビーニョ
メンディシディベ
ジェメルソングリク
 スバシッチ