ブルース・グロベラー(Bruce GROBBELAAR)
フルネーム ブルース・グロベラー
国籍 ジンバブエ
出身地
生年月日 1957・10・6
身長 185cm
体重 83kg
利き足
ポジション GK
FK PK PK
キャプテン経験  
代表デビュー  
代表背番号
W杯メンバー  
ニックネーム  
個人タイトル  
チームタイトル 81/82,82/83,83/84,85/86,87/88,89/90
イングランド・フットボールリーグ
81/82,82/83,83/84イングランドリーグ・カップ
83/84UEFAチャンピオンズ・カップ
85/86,88/89,91/92FAカップ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
79 V・ホワイトキャップス(アメリカ)
79/80 クルー・アレクサンドラ(イングランド4部) 24
80 V・ホワイトキャップス(アメリカ) 23
81/82 リヴァプール(イングランド) 42
82/83 リヴァプール(イングランド) 42
83/84 リヴァプール(イングランド) 42
84/85 リヴァプール(イングランド) 42
85/86 リヴァプール(イングランド) 42
86/87 リヴァプール(イングランド) 31
87/88 リヴァプール(イングランド) 38
88/89 リヴァプール(イングランド) 21
89/90 リヴァプール(イングランド) 38
90/91 リヴァプール(イングランド) 31
91/92 リヴァプール(イングランド) 37
92/93 リヴァプール(イングランド)
92/93 ストークシティ(イングランド3部)
93/94 リヴァプール(イングランド) 29
94/95 サウサンプトン(イングランド) 30
95/96 サウサンプトン(イングランド)
96/97 プリマス・アーガイル(イングランド3部) 36
97/98 オックスフォード(イングランド2部)
97/98 オールドハム(イングランド3部)
98/99 バリー(イングランド2部)
98/99 リンコルン・シティ(イングランド3部)
01/02 へレニック・ケープタウン(南アフリカ)
99/00 グラスホートン(イングランド10部)
常に冷静沈着で抜群の運動神経を持つ、1980年代から90年代のリヴァプールの正GK。クラブの歴代出場記録7位の619試合という数字が燦然と輝いています。
04/05シーズンのチャンピオンズ・リーグ決勝にて、当時リヴァプールに在籍していたデュデクが自身の動きを真似たことにより、クローズアップされました。

少年時代は野球やクリケットなどでも活躍していましたがサッカーに専念し、ジンバブエ第二の都市ブラワヨのクラブでキャリアをスタートさせます。国内のクラブを転々とした後、1979年にスカウトに来ていた北米リーグのホワイトキャップスと契約を交わします。元イングランド代表GKトニー・ウェイターズ監督の下でプロデビューしますが、ベンチが定位置でした。
イングランドに渡ってWBAの入団テストを受けます。アトキンソン監督は契約を熱望したものの、労働ビザの取得が困難であるため、入団には至りませんでした。
一度カナダに戻ったものの、アレクサンドラへのレンタル移籍が決定し、イングランドでのプレーを実現させます。シーズン最終節にはPKによりゴールも決めました。この活躍がリヴァプールのスカウトの目に留まり移籍が実現。それまでの正GKクレメンスはトッテナムへ去りました。
1981年8月28日ウォルヴァーハンプトン戦でトップリーグにデビューすると、スコットランド代表ハンセンやアイルランド代表ローレンソンらDF陣と共に活躍。移籍初年度からリーグ3連覇を果たすなど、黄金時代の中心選手となりました。
83/84シーズンのチャンピオンズ杯決勝ローマ戦では、相手キッカーがボールをセットしていたときにゴールネットを噛むしぐさを見せたり、足を揺らしたりするなどしてミスを誘い、4−2で勝利。アフリカ大陸の選手として初めて欧州制覇を達成しました。
その後、クラブがD・ジェームズと契約を結んだためサブに降格。ストークへのレンタル移籍を経た後はレギュラーになりますが、ケガのためそのままシーズンが終了しました。
1994年にサウサンプトンにフリーで移籍。2年目にチームを離れた後は国内のクラブを渡り歩き、グラスホートンで現役を引退。その後は母国のクラブでコーチを務めています。

18歳から代表でプレー。「ローデシア」という白人の政権下にありましたが、1992年に英国市民権を取得。戦争を経て母国が独立してジンバブエ代表としてのプレーが実現します。
W杯予選は1982年大会と86年大会に1試合ずつ、1994年大会に11試合、1998年大会に3試合の出場と、長きにわたり代表を支えました。
代表記録 21試合
※:ダーバン(南アフリカ)
2008年1月14日:新規アップ 2014年7月15日更新