フルネーム アントワン・グリーズマン
国籍 フランス  
出身地 マコン
生年月日 1991・3・21
身長 176cm
体重 68kg
利き足
ポジション FW(LWG)
FK PK FK PK
キャプテン経験  
代表デビュー 2014・3・5
オランダ戦
代表背番号 7 11
W杯メンバー 14年 18年
ニックネーム グリーズー
個人タイトル 14/15リーガ・エスパニョーラベストイレブン
16UEFA欧州選手権最優秀選手
16UEFA欧州選手権得点王(6得点)
16UEFA欧州選手権ベストイレブン
16UEFAベストイレブン
チームタイトル 10UEFAU−19欧州選手権
17/18UEFAヨーロッパリーグ
18FIFAワールドカップ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
09/10 レアル・ソシエダ(スペイン2部) 39
10/11 レアル・ソシエダ(スペイン) 27 37
11/12 レアル・ソシエダ(スペイン) 7 35
12/13 レアル・ソシエダ(スペイン) 7 34 10
13/14 レアル・ソシエダ(スペイン) 7 35 16
14/15 アトレティコ・マドリー(スペイン) 7 37 22
15/16 アトレティコ・マドリー(スペイン) 7 38 22
16/17 アトレティコ・マドリー(スペイン) 7 36 16
17/18 アトレティコ・マドリー(スペイン) 7 32 19
18/19 アトレティコ・マドリー(スペイン) 7 37 15
19/20 バルセロナ(スペイン)    
積極的なドリブル突破で局面を打開する左サイドアタッカーですが、並はずれた決定力も兼ね備えており、前線で幅広く決定機に絡みます。

少年時代は線の細さに苦しみましたが、モンペリエの入団テストとなったPSGユース戦でインパクトを残し、13歳の時にR・ソシエダの育成組織に入ります。
09/10シーズンにトップチームに上がり、9月6日ムルシア戦で2部リーグにデビュー。4試合目のウエスカ戦での初ゴールなど計6ゴールを決めてクラブ4年ぶりの昇格に貢献しました。また、母国フランスのリヨン、サンテティエンヌ、オセールに加え、マンチェスター・U、アーセナルといったプレミアの強豪も興味を示す中、4月には5年契約を結びました。
そして10/11シーズンの8月29日ビジャレアル戦でリーガにデビューし、デポルティボとのホーム戦で初ゴールを挙げるなど、ベテランのタムードと共に7ゴールを挙げました。翌シーズンはバルサ戦の同点弾やバレンシア戦の決勝弾連発などで1部残留に貢献しました。
12/13シーズンはバジャドリー相手の2戦2発やビルバオとのダービー、R・マドリーとの打ち合いなど、初の2ケタゴールを達成して4位になります。翌シーズンはチャンピオンズ・リーグではプレーオフ1stレグでゴールを挙げますが、本戦ではマンチェスター・U、レヴァークーゼン、シャフタールとの6試合でゴールはなく、チームも1分5敗に終わりました。国内リーグでは点取り屋として開眼、バルサ戦の1ゴール1アシストなどベラと共に16ゴールを挙げました。
14/15シーズンにA・マドリーへ移籍します。A・ビルバオ戦ではハットトリックを決め、マドリードダービーや終盤の5試合連続ゴールなど、フランス人によるリーガ最多の22ゴールを決めました。チャンピオンズ・リーグでも9試合2ゴールでベスト8になりました。
2年目も、アウェーのマドリードダービーからの4試合連続弾など前年に続き22ゴールを挙げました。チャンピオンズ・リーグでバルサやバイエルン戦など7ゴールを挙げますが、マドリード・ダービーとなった決勝は仕事ができませんでした。3年目もマドリード・ダービーでの同点弾などリーグ5位タイの16ゴールと8アシストします。チャンピオンズ・リーグでもバイエルン戦で決勝点を演出し、マドリード・ダービーとなった準決勝でもPKを決めますが、及びませんでした。
4年目はセビージャ戦でハットトリック、続くレガネス戦の4ゴールなど計19ゴール9アシストと素晴らしい働きを見せます。チャンピオンズ・リーグではローマ戦でバイシクルを決めますが、グループリーグで敗退します。しかしヨーロッパリーグでは8試合戦い、決勝マルセイユ戦の2ゴール含む6ゴールと高い決定力を見せ、チームに6年ぶりのタイトルをもたらしました。
5年目は2ゴール1アシストのバジャドリー戦など15ゴール9アシスト。チャンピオンズ・リーグでも8試合4ゴール2アシストと役割を果たし、バルサへ移籍しています。

2010年のU−19欧州選手権は、オーストリア戦の2ゴール1アシストなど5試合戦って地元での優勝を果たします。これを受けて出場した翌年のU−20W杯は7試合戦い、エクアドル戦で決勝ゴールを挙げるなど準決勝に進出しました。
その後夜遊びで長期出場停止処分を受けますが、それが解けた2014年3月5日オランダ戦でフル代表にデビューします。W杯では5試合と離脱したリベリの穴を埋めました。
2016年欧州選手権ではヘッド、ループ、PK、ミドルと多彩な形でゴールを挙げてチームを決勝に導き、MVP、得点王、ベストイレブンになりました。
2018年W杯予選は10試合に出場し、オランダ戦など4ゴールを挙げました。本大会では7試合に出場、オーストラリア戦では初のVAR判定でのPKを決めると、アルゼンチンにもPK、ウルグアイ戦で1ゴール1アシスト、ベルギー戦で決勝アシスト、クロアチアとの決勝でもPKとプレースキッカーとして大いに機能し、母国を20年ぶりの頂点に導きました。
ネーションズリーグはドイツ相手に2ゴールを奪っています。
代表記録

余談
・アイドルは元イングランド代表ベッカムで、7番と長袖シャツを倣っています。

※:アントワン・グリーズマン(Antoine GRIEZMANN)
2016年7月16日:新規アップ 2019年7月13日更新