レイノー・ドゥヌエ(Reynald DENOUEIX)
フルネーム レイノー・ドゥヌエ
国籍 フランス  
出身地 ルーアン
生年月日 1948・5・14
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
経歴 1979〜82 ジェティーニュ
1982〜97 ナントユース
1997〜01 ナント
2002〜04 レアル・ソシエダ(スペイン)
獲得タイトル 98/99,99/00フランスカップ
00/01ディヴィジョンアン
01ディヴィジョンアン最優秀監督
03リーガ・エスパニョーラ最優秀監督
現役時代はH・ミシェルらと共に2度のリーグ優勝、1度の国内カップ優勝を達成するクラブ黄金期のDFとして、1966年から1979年までプレーしました。

4−4−2フラットを使用し、中盤からの縦パスを2トップに預けた後、そのままゴールに向かう、後方からの上がりを待つなど多彩な攻撃を見せます。ナントに息づく流動的なスタイルゆえ、攻守におけるポジショニングやカバーリング、選手間の連携を重視します。
また、代表の主力となる選手を多数輩出する育成能力も特長です。

引退してすぐにジェティーニュでキャリアを始めます。3年間指導した後ナントに戻って下部組織の責任者となります。ここで15年に渡りFWロコ、ウエデク、MFデシャン、カランブー、マケレレ、DFデサイーらの成長を促しました。
97/98シーズンにトップチームの助監督に抜擢されますが、開幕前にスオドー監督が突然辞任し、監督に昇格します。GKランドロー、DFファブリ、MFキャリエール、オレンベが中心のチームはリーグ戦こそ中位にとどまりました。しかし00/01シーズンはルーマニア代表モルドヴァンを獲得し、リヨンとのマッチレースの末クラブ6年ぶり8度目の優勝に輝きました。
また、国内カップを2度制覇したことでUEFA杯に出場し、99/00シーズンは3回戦でアーセナルに、00/01シーズンは4回戦でポルトに敗れました。
01/02シーズンはチャンピオンズ・リーグに臨み、ガラタサライ、PSV、ラツィオを退けて1位で1次リーグを突破しましたが、激戦の反動で国内リーグは低迷し、途中で解任されました。
02/03シーズンにR・ソシエダに就任し、キャンプで徹底したフィジカル強化に取り組みます。X・アロンソ、デ・ペドロに加え、7年ぶりに復帰したカルピンらの多彩なパスからCFコヴァチェヴィッチとSTニハトの2トップがゴールを量産し、前半戦を無敗の首位で折り返します。20節に初黒星を喫し、層の薄さと優勝への重圧もあって負けが込み、R・マドリーに逆転されました。それでもこのライバル相手に4−2で勝利するなどシーズンを通してホーム戦を無敗で終え、2ケタ順位が多かったチームにとってセンセーショナルなシーズンとなりました。
翌シーズンは主力が軒並み残留し、チャンピオンズ・リーグは2位でグループリーグを突破しますが、リヨンとの決勝トーナメント初戦1stレグはCBシュレールのオウンゴールで敗れ、2ndレグも完封されました。国内リーグでもデ・ペドロが移籍をめぐりクラブと衝突し、ニハトもケガで離脱するなど15位に終わって退任しました。その後は解説者として活動しています。
2015年6月19日:新規アップ

00/01ナント(国内リーグ優勝)
ダ・ロシャ モンテルビオ
オレンベ ジアニ
ベルソン キャリエール
M・シウヴァ バレリー
ジレ ファブリ
  ランドロー  

02/03R・ソシエダ(国内リーグ2位)
コヴァチェヴィッチ ニハト
デ・ペドロ カルピン
アランブル X・アロンソ
アランサバル L・レカルテ
ハウレギ シュレール
  ヴステルフルト