ダビド・デ・ヘア(David DE GEA)
フルネーム ダビド・デ・ヘア・クインターナ
国籍 スペイン
出身地 マドリード
生年月日 1990・11・7
身長 193cm
体重 82kg
利き足
ポジション GK
FK PK  
キャプテン経験  
代表デビュー 2014・6・7
エルサルバドル戦
代表背番号 1 12
W杯メンバー 14年 18年
ニックネーム  
個人タイトル
18FIFA/FIFProベストイレブン
チームタイトル 07UEFAU-17欧州選手権
09/10,16/17UEFAヨーロッパリーグ
11,13UEFAU-21欧州選手権
12/13プレミアリーグ
15/16FAカップ
16/17イングランドリーグ・カップ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
08/09 A・マドリーB(4部) 31 35
09/10 A・マドリー 13 19
10/11 A・マドリー 13 38
11/12 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 1 29
12/13 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 1 28
13/14 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 1 37
14/15 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 1 37
15/16 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 1 34
16/17 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 1 35
17/18 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 1 37
18/19 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 1 38
19/20 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 1    
鋭い反応と安定した足元のスキル、冷静な判断でスペインの正守護神を務めます。長身ながらハイボールが苦手で、グラウンダーの対応にも課題を残します。

首都マドリードに生まれ、10歳の時にA・マドリーのカンテラでプレーを始めます。そして08/09シーズンのBチームでは35試合を17失点で乗り切り、翌シーズンにクペやフランコが退団したトップに昇格して1歳年上のアセンホとのポジション争いに身を投じます。
そしてチャンピオンズ・リーグのポルト戦でトップチームにデビュー。2009年10月3日本拠サラゴサ戦でのリーガデビュー戦では相手のPKをストップして印象を残します。当初はサブでしたが、キケ・フローレス監督が就任するとスタメンを確保、ヨーロッパリーグでは8試合に出場して初代王者の原動力となり、国内カップでもファイナリストになりました。10/11シーズンはUEFAスーパー杯でミリートのPKを止めるなどしてインテルを下すと、開幕後も正守護神として全38試合に出場。国内カップではベスト8になってヨーロッパリーグ出場権を獲得しました(R・マドリーが優勝、バルセロナが準優勝だったため、カップ戦王者の出場枠が与えられました)。
そして以前から獲得の意思を示していたマンチェスター・Uに引き抜かれます。長身でやせ形のフィジカルとプレースタイルが引退したファン・デル・サールに酷似し、A・マドリー時代に「ファン・デル・ヘア」と呼ばれていましたが、その後継者という大役を20歳の若さで任されます。2011年8月14日WBAとの開幕戦でプレミアにデビュー。デンマーク人で年上のリンデゴーの存在もありますが、2年目はベストイレブンに選出され、チームの優勝に貢献しました。
3年目に低迷するチームで正守護神に定着すると、翌年は好守でチームにチャンピオンズ・リーグ出場権をもたらしました。5年目のリーグは5位ながらトッテナムと並ぶリーグ最少失点に抑えました。6年目は6位でしたが失点数は2番目に少なく、リーグ杯では5試合に出場して優勝しました。同じく優勝したヨーロッパリーグはロメロとの分業で控えに回りました。7年目はリーグ最多となる18のクリーンシートを見せましたが、2位に終わりました。

ベルギーで開催された2007年のU-17欧州選手権では4試合で1失点に抑え、決勝でもイングランドを完封して優勝します。同年のU-17W杯では7試合に出場しますが、決勝でナイジェリアに敗れました。翌年のU-19欧州選手権では3試合プレーしました。
2010年W杯の予備登録メンバーにも選ばれましたが、カシージャス、V・バルデス、レイナと世界最高レベルの選手層の前に本大会行きはなりませんでした。
2011年のU-21欧州選手権は5試合に出て優勝します。これで出場権を得た翌年の五輪は3試合ゴールを守りますが、日本などの前に一度も勝てずに終わりました。
2013年には再びU-21欧州選手権に出場し、3試合を完封。イタリアとの決勝は2失点しますが、ティアゴのハットトリックとイスコのゴールもあって連覇を果たしました。その後V・バルデスの離脱により、第3GKとして2014年W杯のメンバーに登録されました。
2016年欧州選手権予選は3試合でしたが、本戦では正守護神として4試合に出場。序盤2試合は完封しますが、クロアチアとイタリアに2失点しました。
2018年W杯予選は9試合を3失点で乗り切りました。本大会ではC・ロナウドにハットトリックを献上するなどグループリーグで5失点しますが、いずれも引き分けました。その後ホスト国ロシアとも引き分け、PK戦で敗れました。
代表記録

※:13,15~18プレミアリーグベストイレブン(PFA)
2012年7月26日:新規アップ 2019年9月27日更新