| ヨハン・クライフ(Johan CRUIJFF) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| フルネーム | ヨハン・クライフ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 国籍 | オランダ |  |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 出身地 | アムステルダム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 生年月日 | １９４７・４・２５ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 経歴 | １９８６〜８８ アヤックス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| １９８８〜９６ バルセロナ（スペイン） | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 獲得タイトル | ８５／８６，８６／８７オランダカップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ８６／８７，８８／８９ＵＥＦＡカップウィナーズ・カップ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ８９／９０コパ・デル・レイ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ９０／９１，９１／９２，９２／９３，９３／９４リーガ・エスパニョーラ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ９１／９２ＵＥＦＡチャンピオンズ・カップ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| オランダが産んだサッカー史屈指の名手であり、リヌス・ミケルスが提唱する「トータル・フットボール」の体現者の筆頭として、アヤックス、バルセロナ、オランダ代表を高みに導きました。 現役時代同様「トータル・フットボール」を志向。優れたテクニックと戦術眼を持つプレーヤーを集めてボールポゼッションを重視します。 ファーストタッチのみでボールをつなぐ速いパス回しやポジションチェンジ、試合テンポの頻繁な変化など、常に自チームが主導権を握って攻撃的にふるまい、なおかつ観ている者を魅了するスペクタクルに満ちた試合を意識、「美しく敗れる事を恥と思うな、無様に勝つことを恥と思え」に代表される数々の名言が自身のスタイルを如実に物語っています。 １９９０年代初頭のバルセロナにおける「ドリーム・チーム」で見事に自らの信念を実践、その方法論はクラブに息づいており、現場を離れた後もなお各方面への影響力は甚大です。 １９８４年５月１１日に栄光に包まれたキャリアに幕を下ろし、翌年に古巣アヤックスに復帰。公式の指導者ライセンスを所持していなかったため、「テクニカル・ディレクター」という肩書でクラブ強化に乗り出します。そして若手養成機関「アヤックス・ユース・アカデミー」を設立、ファン・バステン、ライカールト、ベルカンプといった才能を次々に世に送り出します。初年度は国内カップを獲り、２年目には自身の現役時代になしえなかったカップウィナーズ杯（決勝ではＬ・ライプツィヒをファン・バステンのゴールで破りました）と国内のカップ２冠を達成しました。 その後バルセロナに復帰。低迷するチームにテコ入れを施し、大幅に選手を入れ替えます。バスク地方からＪ・サリーナスとベギリスタインを獲得し、下部組織からグアルディオラ、バケーロらを昇格させ、ストイチコフ、Ｍ・ラウドルップ、Ｒ・クーマンといった外国人選手と融合させます。そして８８／８９シーズンに自身２度目のカップウィナーズ杯を獲得すると、９０／９１シーズンにはリーグ制覇を達成、ＦＷストイチコフの１４得点はもちろん、ＭＦで１３得点を挙げたバケーロ、リベロのＲ・クーマンも６得点とＦＷ以外の選手も多くの得点を生み出し、リーグ最多の７４得点という攻撃力により開幕から６連勝を記録、残り４試合での戴冠と圧倒的な強さを見せました。 ９１／９２シーズンにはグアルディオラが主力に定着し、ポゼッションに磨きがかかります。そして自身がアヤックスの選手時代に初めてヨーロッパタイトルを手にしたときと同じウェンブリーにて、クーマンのＦＫでサンプドリアを下し、クラブに初のビッグイヤーをもたらしました。 ９３／９４シーズンも、チャンピオンズ・リーグでクーマンが８点で得点王になり、ストイチコフも７点を挙げるなど圧倒的な攻撃力で決勝に進出、２年連続の決勝進出を果たしたミランと戦います。守備の要であるバレージとコスタクルタが欠場し、外国人枠の関係でＢ・ラウドルップやラドチョウなど攻撃陣もベンチ外と苦しい情勢の相手に対し自軍はベストメンバーだったこともあり、下馬評では圧倒的優位が伝えられたものの、試合が始まれば０−４とミランのワンサイドとなりました。一方国内リーグでは４連覇を達成、特に３０得点を挙げたロマーリオの加入が大きく、４年で最多の９１得点を挙げました。 ９４／９５シーズンはＰＳＧに準々決勝で敗れましたが、自身が種をまいたアヤックスが大会を制しました（といっても、ファン・ハール監督とはスタイルを巡り対立していました）。国内リーグでは息子ジョルディを積極的に起用。重圧の中、彼は２８試合９得点とまずまずの結果を残しましたが、リーグのタイトルは宿敵Ｒ・マドリーに奪われました。翌９５／９６シーズンにはフィーゴやプロシネツキを獲得するものの無冠の責任をフロントから追及され、最後はケンカ別れという形でバルセロナを後にしました。 この年を最後に健康上の理由で監督業を引退し、財団設立や若年世代の指導、現代サッカーへの進言など多方面で活躍、２００９年からはカタルーニャ選抜の監督となりました。 ２０１５年に肺がんを公表し、翌年３月２４日、バルセロナにて６８歳で亡くなりました。 ２０１０年５月１６日：新規アップ ２０１６年３月２４日更新 ９０／９１バルセロナ（国内リーグ優勝）
９１／９２バルセロナ（国内リーグ、ＣＣ優勝）
９３／９４バルセロナ（リーグ優勝、ＣＬ準優勝）
０９カタルーニャ選抜（１２月２２日アルゼンチン戦）
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
