ルド・ケック(Ludo COECK)
フルネーム ルドヴィク・ケック
国籍 ベルギー  
出身地 アントワープ
生年月日 1955・9・25
身長 184cm
体重 75kg
利き足
ポジション MF(CMF)
FK PK FK
キャプテン経験  
代表デビュー 1974・9・8
アイスランド戦
代表背番号 10
W杯メンバー 82年
ニックネーム ルド
個人タイトル  
チームタイトル 72/73,74/75,75/76ベルギーカップ
73/74,80/81ベルギーリーグ
75/76,77/78UEFAカップウィナーズ・カップ
82/83UEFAカップ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
71/72 ベルヘム(2部)
72/73 アンデルレヒト 17
73/74 アンデルレヒト 27
74/75 アンデルレヒト 36
75/76 アンデルレヒト 32
76/77 アンデルレヒト 32
77/78 アンデルレヒト 28
78/79 アンデルレヒト 28
79/80 アンデルレヒト 10
80/81 アンデルレヒト 33
81/82 アンデルレヒト 19
82/83 アンデルレヒト 30
83/84 インテル(イタリア)
84/85 アスコリ(イタリア)
十分なスタミナでの献身的な動きや鋭い長短のパスでチャンスを生み、自らもパンチ力のあるミドルを放ってゴールを狙うベルギー代表MFです。

プロを目指してストリートでプレーし、9歳でベルヘムの下部組織に入ります。15歳の頃にゲタルス監督にも認められ、71/72シーズンに2部で脅威的な決定力を披露してアンデルレヒトに移ります。破格の契約だったこともあり運転手を雇い、サッカーと学業を両立させました。
そしてオランダ代表レンセンブリンクやファン・ヒムスト、ファン・デル・エルストといったストライカーや、オランダ代表ハーンやフェルカウテレンといった中盤、B・ニールセンやブリールというデンマーク代表FWと連係を築き、1年目から高度な戦術眼を披露。5年目に就任したゲタルス監督の下では自己最高の成績を収めるなど、国内では2度のリーグ優勝、3度のカップ優勝と素晴らしい成果を出しました。また、カップウィナーズ杯では75/76シーズンから3年連続で決勝に進み、1年目にウェストハム、3年目にA・ウィーンを破って優勝すると、82/83シーズンのUEFA杯では決勝でベンフィカを下すなど、ヨーロッパでも破竹の勢いを見せました。
28歳でインテルに引き抜かれますが、度重なるケガで本領発揮には至りませんでした。1985年10月9日の交通事故により、30歳の若さで亡くなっています。

ゲタルス監督により、1974年9月8日のアイスランド戦で代表デビュー。5試合戦った1978年W杯予選は敗退しましたが、4年後は本戦に進んでエルサルバドル戦でFKを決めました。1984年欧州選手権は控えとして2試合プレーしました。
代表記録 46試合4得点

2018年3月4日:新規アップ