トニー・カスカリーノ(Tony CASCARINO)
フルネーム アンソニー・ガイ・・カスカリーノ
国籍 アイルランド  
出身地
生年月日 1962・9・1
身長 190cm
体重 79kg
利き足
ポジション FW(CF)
FK PK  
キャプテン経験  
代表デビュー 1985・9・11
スイス戦
代表背番号 10 16
W杯メンバー 90年 94年
ニックネーム トニー
個人タイトル  
チームタイトル  
所属クラブおよび背番号 出場 得点
81/82 ジリンガム(イングランド3部) 24
82/83 ジリンガム(イングランド3部) 38 15
83/84 ジリンガム(イングランド3部) 37 12
84/85 ジリンガム(イングランド3部) 43 16
85/86 ジリンガム(イングランド3部) 34 14
86/87 ジリンガム(イングランド3部) 43 16
87/88 ミルウォール(イングランド2部) 39 20
88/89 ミルウォール(イングランド) 38 13
89/90 ミルウォール(イングランド) 28
89/90 アストン・ヴィラ(イングランド) 10
90/91 アストン・ヴィラ(イングランド) 36
91/92 セルティック(スコットランド) 24
91/92 チェルシー(イングランド) 11
92/93 チェルシー(イングランド)
93/94 チェルシー(イングランド) 20
94/95 マルセイユ(フランス2部) 38 31
95/96 マルセイユ(フランス2部) 37 30
96/97 マルセイユ(フランス)
96/97 ナンシー(フランス) 12
97/98 ナンシー(フランス2部) 35 11
98/99 ナンシー(フランス) 9 32 12
99/00 ナンシー(フランス) 9 30 15
00/01 レッドスター(フランス3部)
長身で前線の起点となり周囲を活かすだけでなく、自らも威力満点のヘディングなど得点力を備えたイングランド生まれのアイルランド代表FWです。

既に就業している美容師やヨガのインストラクターと多くの将来を思い描いていましたが、サッカー選手を選びます。81/82シーズンにジリンガムでプロのキャリアをスタートさせ、2年目以降はエースとして北アイルランド代表コクレーンとチームを盛りたてました。
ミルウォールでは1年目に20得点で2部を制して1部昇格に貢献します。翌年も13得点を挙げ、シェリンガムとの強力な前線でチームの牽引車となりました。
ヴィラではMFプラットの引き立て役になり、セルティックでも11点のJ・コリンズや21点のC・ニコラスの前に存在感を示せませんでした。チェルシーでは2年目にレッドを受け、最終年にFA杯を獲るべく決勝に途中出場しましたが、マンチェスター・Uに4失点と大敗しました。
94/95シーズンにマルセイユへ移籍。八百長による処分で2部に降格し、ドイツ代表フェラーやクロアチア代表ボクシッチが去った後でしたが、気迫あふれるパフォーマンスを披露して1部復帰に貢献。2年間で61点をたたき出し、そのうち20点をヘディングで決めました。ナンシーでは奮闘実らず降格も経験しますが、3年間コンスタントに働きました。
38歳で現役を退いた後は長年の夢の一つだったポーカーのセミプロ選手に転向し、「パーティー・ポーカー」というテレビ番組のコメンテーターに就いています。

祖父のルーツであるアイルランド代表として1985年9月11日に国際舞台のデビューを果たします。翌年のW杯予選はこの試合含めて3試合プレーしました。
ミルウォールでの活躍により1988年欧州選手権のメンバーにも滑り込み2試合出場。1990年W杯予選は7試合、本戦で5試合戦ってベスト8に進出しました。
1994年W杯は1試合で終了。1998年W杯予選はマケドニア、リヒテンシュタイン、リトアニアから2得点、ルーマニア戦で同点弾を挙げるもベルギーとのプレーオフで敗れました。
2000年欧州選手権では9試合の出場機会がありながら1度もネットを揺らせず、チームも本大会への切符を逸しました。
代表記録 88試合19得点

※:セントポールズ・クレイ(イングランド)
2017年8月24日:新規アップ