カルロ・アンチェロッティ(Carlo ANCELOTTI)
フルネーム カルロ・アンチェロッティ
国籍 イタリア
出身地
生年月日 1959・6・10
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
経歴 1995〜96 レッジャーナ
1996〜98 パルマ
1998〜01 ユヴェントス
2001〜09 ミラン
2009〜11 チェルシー(イングランド)
2011〜13 パリ・サンジェルマン(フランス)
2013〜15 レアル・マドリー(スペイン)
2016〜17 バイエルン(ドイツ)
2018〜   ナポリ
獲得タイトル 01,04セリエA年間最優秀監督(AIC)
02/03コッパ・イタリア
02/03,06/07,13/14UEFAチャンピオンズ・リーグ
03/04セリエA
03世界年間最優秀監督(ワールドサッカー誌)
03UEFA年間最優秀監督(UNFP)
07,14世界年間最優秀監督(IFFHS)
09/10プレミアリーグ
09/10FAカップ
12/13リーグアン
13リーグアン年間最優秀監督
13/14コパ・デル・レイ
16/17ブンデスリーガ
現役時代はボランチとして、ミラン、ローマ、パルマといった名門クラブでプレー。ローマではキャプテンとして82/83シーズンにスクデット、翌年に国内カップを獲得しました。
ミランではコスタクルタ、マルディーニの守備陣と、ドナドーニ、ライカールト、ファン・バステンの攻撃陣をつなぐ黄金時代の一員としてチャンピオンズ杯を連覇しました。
イタリア代表でも1986年と1990年W杯、1988年欧州選手権など通算26試合に出場しましたが、タイトル獲得はなりませんでした。

戦術面では自身が現役時代だったときのサッキ監督の影響を受けています。現役引退後にミランやイタリア代表で、彼の側近として指導方法を学びました。
キャリアをスタートさせた当初は4−4−2でしたが、02/03シーズン以降はトップ下を配置した4−3−1−2、あるいはクリスマスツリーと呼ばれる4−3ー2−1を使用しています。

1992年に33歳で現役を引退。95/96シーズンに当時Bだったレッジャーナからキャリアが始まります。4位の成績を残して即座にチームをセリエAに昇格させました。
翌シーズンは古巣パルマへ。クレスポ、キエーザ、テュラムとバランスのとれた補強を見せます。クレスポとキエーザの2トップが60ゴール近くをたたき出せば、テュラムも既存のブッフォン、カンナヴァーロと、世界屈指のディフェンスユニットを結成して、シーズンでわずか26失点に抑えました。首位のユヴェントスとは2ポイント差で優勝を逃しましたが、大躍進を遂げました。
パルマをセリエA屈指の存在に仕立て上げたあと、98/99シーズン途中にユヴェントスに就任。きついプレッシャーをサッキの戦術と自分なりの戦術を駆使してはねのけますが、深刻な得点力不足で5位に終わりました。翌シーズンは粘り強い守備と確実にチャンスをものにする堅実なサッカーを展開して最終節まで首位でしたが、ペルージャに敗れ土壇場で優勝をラツィオにさらわれました。00/01シーズンはローマを追いかける展開になり、直接対決で引き分け再び苦杯をなめる結果となりました。
常勝を義務付けられたクラブにあってトリノを追われましたが、01/02シーズン途中にミランに復帰すると、チームを4位に導いてチャンピオンズ・リーグ出場権を確保。また、UEFA杯でもベスト4に進出しました。02/03シーズンに伝統の守備的なスタイルからポゼッション(ショートパスを多用し、自分たちがボールを持つ)に方向転換してセリエAに新風を吹き込みます。その象徴はトップ下のピルロをレジスタ(ボランチの位置からゲームを作る役割)へのコンバートであり、W杯で活躍したリヴァウドやトマソン、R・マドリーからのセードルフ入団も大きな要因となりました。また、ヂーダをレンタルから復帰させ、ラツィオから移籍期限最終日にCBネスタを獲得し、老朽化が進んでいた守備の安定を図るなど攻守に世界最高レベルのスカッドが生まれます。チャンピオンズ・リーグでは決勝までコマを進め、史上初のイタリア勢同士の対決となったユヴェントス戦では、シェフチェンコのゴールがオフサイドになる不運な判定もありPK戦にもつれましたが、PKを得意とするヂーダがファインセーブを連発し、6度目の欧州制覇を成し遂げました。これにより、M・ムニョス、トラパットーニ、クライフ、後のライカールト、グアルディオラと共に選手と監督双方でビッグイヤーを獲得したことになりました。
03/04シーズンはカカが驚くべき適応能力を見せ、ルイ・コスタからトップ下のポジションを奪取して10ゴールを挙げます。また、カフーやパンカロといった実績十分のベテランも確保して厚みが増したチームは82まで勝ち点を伸ばし、ザッケローニ政権以来5シーズンぶりのリーグ優勝を達成。勝ち点3のシステムになってからの最多記録となる快挙でした。
04/05シーズンは再びチャンピオンズ・リーグ決勝に進出し、リヴァプール相手に前半に3点リードしていましたが、後半に瞬く間に同点にされPK戦の末敗れました。
06/07シーズンは得点源のシェフチェンコが去り、代役として期待されたR・オリヴェイラが機能せず、2年目のジラルディーノも精彩を欠いて得点力不足に陥ります。しかし冬に加入したロナウドが結果を出したことでチームも上向き4位に食い込みます。チャンピオンズ・リーグではカカがゴールを量産して得点王になる活躍を見せ、決勝では再びリヴァプールと対戦。スーパーサブのインザーギが2ゴールを挙げ、4シーズンぶりに欧州を制しました。
08/09シーズンを最後にミランを離れてチェルシーに就任し、キャリア初の海外挑戦となります。補強こそ思うように進みませんでしたが、ドログバが29ゴールで得点王になり、ランパードも22ゴールと破壊力を見せつけて国内2冠を達成します。2年目はR・カルヴァーリョ、デコ、バラックが去り、ベナユンとJ・コールをリヴァプールとの間で交換し、後はラミレスを獲っただけと再び現有戦力の底上げを図りますが、思うように成績は伸びませんでした。冬にはF・トーレスにD・ルイスと攻守に補強を施すもののマンチェスター・Uに9ポイントの差をつけられ、さらにマンチェスター・Cに並ばれたことも問題視され、2位の成績を残しながら解任されました。
2011年12月にSDを務めるミラン時代の同僚レオナルドからの要請に応じPSGに就任。マクスウェル、アレックス、モッタとビッグクラブから経験豊富なタレントを獲得しますが、優勝するモンペリエに3ポイント及びませんでした。2年目はイブラヒモヴィッチにT・シウヴァと古巣ミランから攻守の要を引き抜き、ナポリからラベッシ、アヤックスからファン・デル・ヴィール、さらにヴェッラッティやルーカスと将来を見据えた大型補強を施します。この中でファン・デル・ヴィール以外は計算通りの働きを見せ、冬にはベッカム加入と話題性もさらいます。チャンピオンズ・リーグと2つのカップ戦は準々決勝で終わったものの、19年ぶりのリーグ制覇を果たしました。
13/14シーズンにR・マドリーに就任。史上最高額でベイルを獲り、イスコをマラガから引き抜き、カルバハルを戻します。GKも好調を維持するD・ロペスにリーグを、経験豊富なカシージャスにチャンピオンズ・リーグを託す分業制にしました。国内リーグはライバルに譲りましたが、国内カップでは準決勝でA・マドリーに、決勝でバルセロナに勝ちました。チャンピオンズ・リーグは得点王になったC・ロナウドやS・ラモスの存在が大きく、準決勝で王者バイエルンを圧倒、マドリードダービーとなった決勝はX・アロンソを欠いて苦戦しますが終了間際に追いつき、意気消沈した相手に立て続けに3本のシュートを浴びせて10度目の王者に輝きました。翌シーズンはディ・マリアやX・アロンソを放出しますが、ハメスにクロースとW杯で輝いたタレントを獲得します。しかしモドリッチの離脱で中盤の守備がおろそかになり、マドリードダービーやクラシコのアウェー戦を落として2位に終わりました。チャンピオンズ・リーグは準々決勝2ndレグでシーズン初のマドリードダービー勝利となりますが、準決勝の相手ユヴェントスに移籍したFWモラタに恩返しを食らい、無冠で解任されました。
16/17シーズンにバイエルンに就任。J・ボアテングが戦列を離れますが、フンメルスがそれを補って余りある働きを見せます。エースのレヴァンドフスキも2年連続で30ゴールをマークするなど国内リーグは安泰でしたが、チャンピオンズ・リーグは8強にとどまりました。2年目はチャンピオンズ・リーグでPSGに完敗して解任されました。
18/19シーズンにナポリに就任しています。

※:レッジョ・エミリア
2006年5月25日:新規アップ 2018年5月25日更新

96/97パルマ(国内リーグ2位)
クレスポ キエーザ
ストラーダ クリッパ
センシーニ D・バッジョ
ペナリーヴォ ゼ・マリア
カンナヴァーロ テュラム
  ブッフォン  
00/01ユヴェントス
デル・ピエロインザーギ
 ジダン 
ダーヴィッツザンブロッタ
 タッキナルディ 
ペッソットテュラム
モンテーロユリアーノ
 V・デルサール 

02/03ミラン(国内カップ・CL優勝)
シェフチェンコインザーギ
 ルイ・コスタ 
セードルフガットゥーゾ
 ピルロ 
カラーゼシミッチ
マルディーニネスタ
 ヂーダ 

03/04ミラン(リーグ優勝)
シェフチェンコカカ
 ルイ・コスタ 
セードルフガットゥーゾ
 ピルロ 
パンカロカフー
マルディーニネスタ
 ヂーダ 

06/07ミラン(CL優勝)
 インザーギ 
セードルフカカ
アンブロジーニガットゥーゾ
ピルロ
マルディーニオッド
カラーゼネスタ
ヂーダ

09/10チェルシー(国内2冠)
 ドログバ 
マルダアネルカ
ランパードバラック
ミケル
As・コールイヴァノヴィッチ
テリーR・カルヴァリョ
チェフ

12/13パリ・サンジェルマン(リーグ優勝)
ラベッシ イブラヒモヴィッチ
パストーレ ルーカス
マテュイデ ヴェッラッティ
マクスウェル ジャレ
T・シウヴァ アレックス
  シリグ  

13/14レアル・マドリー(国内カップ、CL優勝)
 ベンゼマ 
C・ロナウドベイル
ディ・マリアモドリッチ
 X・アロンソ 
マルセロカルバハル
S・ラモスペペ
 ロペス(カシジャス) 

16/17バイエルン(国内リーグ優勝)
 レヴァンドフスキ 
 ティアゴ・A 
D・コスタロッベン
ビダルX・アロンソ
アラバラーム
フンメルスJ・マルティネス
 ノイアー