エリック・アビダル(Eric ABIDAL)
フルネーム エリック・アビダル
国籍 フランス
出身地 リヨン
生年月日 1979・10・7
身長 186cm
体重 75kg
利き足
ポジション DF(LSB)
FK PK  
キャプテン経験  
代表デビュー 2004・8・18
ボスニア・H戦
代表背番号
W杯メンバー 06年 10年
ニックネーム  
個人タイトル 07UEFAベストイレブン
チームタイトル 04/05〜06/07リーグアン
08/09〜10/11,12/13リーガ・エスパニョーラ
08/09,11/12コパ・デル・レイ
08/09,10/11UEFAチャンピオンズ・リーグ
09,11FIFAクラブワールドカップ
所属クラブおよび背番号 出場 得点
99/00 リヨン・ラドゥシェル(6部)    
00/01 モナコB(4部)
00/01 モナコ 25
01/02 モナコ 14 14
02/03 リール 14 27
03/04 リール 14 35
04/05 リヨン 20 29
05/06 リヨン 20 14
06/07 リヨン 20 33
07/08 バルセロナ(スペイン) 22 30
08/09 バルセロナ(スペイン) 22 25
09/10 バルセロナ(スペイン) 22 17
10/11 バルセロナ(スペイン) 22 26
11/12 バルセロナ(スペイン) 22 22
12/13 バルセロナ(スペイン) 22
13/14 モナコ 22 26
14/15 オリンピアコス(ギリシャ) 22
驚異的な身体能力を誇る左利きのDF。特にジャンプ力は身長と相まって欧州屈指の強さを誇ります。左SBとCBでプレーできますが、ケガに弱いのがたまにキズです。

リヨン生まれ。郊外にあるラドルシェルというアマチュアクラブでプレーしていたところをスカウトされてモナコに入団します。2000年9月16日トゥールーズ戦でトップリーグデビュー。後にバルセロナでチームメートとなるマルケスともDFラインを形成しました。
02/03シーズンにリールへ移籍。モナコで指導を受けたピュエル監督のもとで再びプレーし、レギュラーに定着。2シーズンで62試合に出場して1部残留に貢献しました。
04/05シーズンに故郷リヨンへ移籍します。ブラジル代表クリスやカサッパらと共に堅守を築き、シーズン22失点での3連覇の原動力になりました。以降クラブの黄金時代に欠かせない存在として君臨し、移籍市場で各国のビッグクラブから注目を集めます。そして07/08シーズンにフランス人12人目のバルセロナ移籍を決め、4年契約を交わしました。
08/09シーズンは3冠を達成しましたが、2つのカップ戦決勝はいずれもサスペンションだったため、喜びをピッチで味わえませんでした。10/11シーズンは国内カップ準々決勝ビルバオ戦で移籍初ゴールを決めますが、3月に病気を患い戦列を離れます。しかしR・マドリーとのチャンピオンズ・リーグ準決勝2ndレグで復帰と驚異の回復力を見せます。マンチェスター・Uとの決勝にも先発フル出場し、勝利した後腕章を巻いてビッグイヤーを掲げました。11/12シーズンは国内カップでR・マドリー相手に決勝点を挙げて優勝に貢献、無冠を阻止しました。
その後肝移植手術のため再び戦列を離れますが、12/13シーズンの30節マジョルカ戦で復帰し、5試合戦って栄光に彩られたバルセロナのキャリアを終えました。
モナコではR・カルヴァーリョとの堅守でリーグ2位になり、オリンピアコスで引退しました。

2004年8月18日、ドメネク政権初戦のボスニア・H戦でフル代表デビュー。2006年W杯予選には出ませんでしたが、監督からの評価は高く本大会に選出されます。左SBだったガラスがCBになったためレギュラーとなり、出場停止のトーゴ戦以外6試合に出場しました。
2008年欧州選手権予選でも11試合に先発出場と不動の地位を築きますが、本大会グループリーグのイタリア戦で退場処分を受け、チームも敗退しました。
2010年W杯予選は5試合、本大会2試合プレーしますが、内紛により早期敗退しました。
代表記録 67試合

余談
・親友であるMFリベリと共にイスラム系の夫人を持ち、自身も同教徒となっています。
2011年12月18日:新規アップ 2016年6月20日更新